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74話 規格外 ページ25

「相変わらず規格外だな」



目の前には、つい先ほどまで呪霊が立っていたはずの地面。そして、その地面は、先ほど五条先生が放った紫色の光によって跡形もなく消え去ってしまっていた。つまりは、地面が抉られているのである


「いや……それにしても規格外すぎでしょ」


私はまだそんなことを言える余裕があるが、悠仁なんか、目の前で固まっちゃっている



「えっと……悠仁ー?大丈夫?」



目の前でヒラヒラと手を振るが、効果ナシ。というか、みんなの安否を確認しないといけないので、このまま引きずってでも連れて行っちゃおうか


「うぉっ、天音?!」



「やっと戻って来た。悠仁、とりあえずみんなのとこに行こう。恵達が心配だし」



「あ、ああ……ってかさっきの何?!」



「多分先生でしょ。先輩もそう言ってたし」



そう言うと、悠仁は納得したような、また驚いたような表情をした。命を狙われて、呪霊の襲撃にもあったっていうのに、いつも通りな悠仁に、私も少しホッとした







「アンタら、いつの間にあのゴリラと仲良くなったのよ」



「いや、仲良くなったっつーか……」



あれだけ重症だった恵も、命に別状はないとわかり、みんなでピザを食べていたところだった。野薔薇が、唐突にそんなことを聞いてきたのだ



「私もよくわかんなくて……」



この反応からして、悠仁にはあの記憶が見えていなかったのだろうか。先輩には見えていたようだったけど、急にあの人が同中だった記憶が見えたとか言っても、ヤバいやつ扱いされるだけだ



「記憶はあんだけど、あの時は俺が俺じゃなかったというか……」



「確かに……そんな感じだったような気が」



「何、アンタら酔ってたの??」



なぜか、先輩が急に呼び捨てで呼んできたのに何も違和感を感じなかったり……アレ、私ホントに酔ってたのかな??



「釘崎は、俺があの状況で酒を飲みかねないと思ってるの?ショックなんだけど……」



「さすがに飲んでないと思う……多分」



「天音?!」



横から悠仁の声が飛ぶが、しょうがないのだ。だって、本当になんであの行動をしたのか自分でもわかっていないんだから



「でもまあ」



私が、病人には重すぎるピザをおいしいと食べていると、悠仁がまた口を開いた



「伏黒の怪我が、大したことなくて良かったな」



私も本当にそう思う。この件で恵が命を落としていたらと考えたらゾッとする。無事でよかった

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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天泉(あまみ) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月8日 6時

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