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67話 仲間割れ ページ18

「ごめんなさい。私、好きな人がいるの」



心配になってついてきてみたら、案の定この結果。なんなら、東堂先輩からもらった手紙を目の前でビリビリにちぎった。いやまあ、わかってたけどね?



「……好きな人が、俺ってパターンは」



「あるわけねーだろ」



「……お前らは、付き合ってるからいいよな」



ムッとした目でそんなことを言われるが、私たちは一ミリも悪くない気がするんだけど。気のせい??



「……ハァ、オラ、行くぞ。ラーメン、おごってやるよ」




悠仁のその言葉で、見ていた記憶が途切れた。……何だったんだろう、あれ。私たち、東堂先輩と同中じゃない上に、まだ中学では付き合ってなかったよね。違和感ありまくりなんだけど



「地元じゃ負け知らず、か……」



え、さっきのもしかして東堂先輩にも見えてたの??嘘でしょ?



「どうやら俺たちは、親友のようだな」



「今名前聞いたのに?!」



「は?待ってどういうこと?!?!」



いろんなことがありすぎてパニック状態。ってか悠仁にはさっきの見えてなかったのかな??



そんなことを思っていた時だった。周りに、いきなりたくさんの足音が。囲まれた?!




「ちょっ……悠仁、囲まれてる!!」



「!!逃げるぞ!」



その悠仁の言葉を合図に、私は一気に走り出した。でも、私のところには誰も来ない。……もしかして、悠仁が目的なんじゃ



《シン・陰流 簡易領域》



《抜刀!!》



私が、この人たちの目的を察し、戻ろうと後ろを振り向いたときだった。水色髪の女の子が、悠仁に向かって刀を振っていた



「悠仁?!」



「俺は大丈夫!天音は?!」



危ない、と思ったら、悠仁がサラッと女の子の攻撃を避けて、私に聞いてきた。……もしかしてあの子、手加減してたのかな?いやまさか



「私は大丈夫!それよりもさ、この人達、悠仁を殺す気じゃ……!」



私がそう言ったその瞬間。この場に似合わない拍手の音が二回聞こえてきた。そして、その音がした瞬間、私は木の上に立っていた



「天音!」



「私はここ!!それよりも、なんで位置が移動して……」



「おい」



位置が移動したことを不思議に思っていると、急に東堂先輩が話し始めた。もしかして、東堂先輩の術式……?



「言ったよな。邪魔をすれば殺すと」



「違うな。お前は指図すれば殺すと言った」



「同じことだ、帰れ」



……?仲間割れ……?何が起こっているんだ?

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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天泉(あまみ) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月8日 6時

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