63話 又貸し、ダメ絶対 ページ14
「五条先生ガ……持ッテルヨ……」
「チッ、あのバカ目隠し」
……この反応、絶対悠仁が壊したな。五条先生……なんか理不尽に怒られそうだけど、元はと言えば、悠仁に※又貸ししたのが悪いから、自業自得だな
※人に借りているものを、また他の人に貸す事
「で、どうするよ。団体戦形式はまぁ予想通りとして、メンバーが増えちまった。作戦変更か?時間ねぇぞ」
「おかか」
「そりゃ悠仁次第だろ。何ができるんだ?」
「殴る蹴る」
「そういうの間に合ってるんだよなぁ……」
まあ、けっこうパンダ先輩と戦法被ってるね。あと、京都校にいたムキムキの人(東堂)ともかぶってそうだし
「
「虎杖が勝ちます」
恵はそう言いきり、先輩たちのほうを向いた。恵がそう言い切ったのは、悠仁を信頼している証拠だ。その事実に、私のことではないのに、うれしくなる
「面白え」
「東堂は確実に直で私達を潰しにくる。真依も私狙いで便乗してくるかもな。東堂は化け物だ。全員で相手にして全滅するのが、最悪のパターン。だから足止めとして、一人だけパンダか恵を置いてくつもりだったが……」
そんな作戦だったんだ。え、私がなんで聞いて無いのかって?私はそもそも全然会ってなかったからね。もちろん全然聞いて無かったよ
「虎杖、お前に任せる。勝たなくていい。できるだけ粘って時間を潰せ」
「でも大胆にいけよ!ぶっちゃけオマエは予定外の戦力だから、リタイヤしてもあんまり困らん」
「ひっでぇ」
「……あのー、私はどうしたら」
「……ハァ、そういや天音も何も聞いてなかったな」
「やることないなら、私は悠仁についてていい??」
そんなことを言った私に、真希先輩はため息を吐いてから言った
「……まあ、お前も索敵ができるわけじゃねーしいいか。でも、最初は私のサポートしてから行けよ」
やったね、もともと何言われても悠仁につくつもりだったけど、アッサリ許してもらえてうれしい。ん??もしかして私がそう言うこと気づかれてた?……まさかね
「虎杖、大丈夫か?」
「おー。なんか大役っぽいけどなんとかなんべ」
「そうじゃねぇ、何かあったろ」
「あ?なんもねーよ!」
悠仁はごまかそうとしているが、私にとっては心当たりがありすぎる。なんて言えば……
「……あった。けど大丈夫なのは本当だよ。むしろそのおかげで誰にも負けたくねーんだわ」
「ならいい」
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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
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