５１話 順平 ページ2
「そんでそんで？！」
「そんでね！たかし君が自信満々に『外来種の幼虫だ！』っつーから拾ってみたら、給食の糸こんにゃくだったんスよ！」
「そうそう！私、その場で大爆笑しちゃって！」
「ぶははははは！」
今は、吉野……順平の家にお邪魔して、ごはんをいただいているところだ。悠仁といっしょに、小学校のころの面白い出来事を話していたところだ。順平のお母さんには、そうとう好評っぽい
「ほら悠仁君、モノボケモノボケ」
そう言われ、お盆を渡された悠仁。順平のお母さんは明らかに酔っぱらっているし、大丈夫かな……
「ウィルソーン！ウィルソーン！！」
「「ブッッッッッッ」」
私は飲んでいた水を、順平はお茶を吹き出してしまった。たしか、なんかの映画のネタだった気が！
「それキャストアウェイだろ！」
「あ、そうそうそれそれ！」
思い出した！キャストアウェイのあのシーンだったんだ！
「順平も天音も正解！」
「えー、それ映画ネタ？私知らなーい」
順平のお母さんはちょっと不服そうだったけど、私的にはすごく楽しかった。楽しい夕飯も終わり、順平のお母さんは、完全に眠ってしまっていた。そこに、順平が毛布を掛けてあげている
「母ちゃん、いい人だよな」
「……うん」
「二人のお母さんはどんな人？」
私のお母さんは……あんまり覚えてないな……あ、そういえば悠仁には両親が
「あー俺は、会ったことねーんだわ。父ちゃんはうーっすら記憶あるんだけど。俺には爺ちゃんと天音がいたから」
「……私も、正直もうほとんど覚えてないんだ。小さいころに逝っちゃったから」
私がそう言った時、悠仁の電話が鳴った。お、このタイミングだと、伊地知さんかな？
「………………自宅に？！」
やっぱり。ここからでも聞こえるくらいの大声で叫ぶ伊地知さん。また苦労してるんだな、と思うが、どうしようもないのでとりあえず手を合わせておく
そして、電話が終わった悠仁と私に、順平がまた話しかけてきた
「二人は呪術師なんだよね？」
「おう」
「そうだよ」
？順平は何を聞きたいんだろうか
「人を……殺したことある？」
……！これを聞きたかったのか……
「ない……」
「でも、いつかは悪い呪術師と戦ったりするよね。その時はどうするの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます！おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです！呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので！ (2022年8月17日 11時) (
レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません！コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...！ (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
