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心寧side
しばらく歩き 、目的地に着いた 。
人気が全くなく 、本当に誰も居なかった 。
誰も居ない 。 2人きり 。
これは、告白するチャンスだ 。
「あのさ 、無理に花火大会誘ってごめんな 、、」
急にはじめが謝るから驚いた 。
『 どうして 、謝るの ?』
「 お昼ご飯食べる場所と言い、今回の待ち合わせ場所といい 、
この人気のない場所と言い 、全部俺が無理やり連れてきてるって
感じだよなって思ってさ 。」
そんなことない 。私は来たくてきてるんだ 。
無理矢理なんかじゃない 。
『 大丈夫 、無理矢理なんかじゃないよ 』
『 私はね、はじめが居るところならどこにでも行く !
何処へでも行きたいの !
はじめと話せるなら 、、本当に、何処に行くにしても、嬉しいし
楽しいよ … !!』
これが私にとっての告白だ 。
はじめは気づいてくれるかな 。
これが告白だって 、
「あの、さ 、あんまそう言う変なこと言うなよ 」
『え 、 ?』
もしかして、、ダメだった … ?
「そんなこと言われたらさ 、期待 …しちゃうじゃん …」
『 え 、 ??』
期待してくださいよ 。
うん 。期待しろや 。((
こっちが期待しちゃうよ 、、
期待して良い 。そう言おうとすると、花火が打ち上がった 。
「綺麗 …」
『 そうだね』
そして青色の花火が打ち上がる
「 あの花火 、心寧みたいで綺麗だな …」
『 へ ?』
心寧みたいで綺麗 … ?
普通言うにしても心寧は花火みたいで綺麗でしょ?
私みたいだから綺麗ってなに ?
「 あのさ 、心寧 。」
『 な 、なに ?』
「 俺ね 、心寧の事、好きだよ 。」
『 え 、?』
「 屋上で心寧を止めた時も、心寧のこと好きだったんだよ 」
『 え、えっと 、、like …?』
「 LOVE 。」
わ、即答
「 で、心寧は俺のこと、友達としか思ってない ?」
『 ううん …私も好き …てか、さっきそれっぽい事言ったじゃん …』
「 あれやっぱそう言う意味だったんだ 。」
『 うん …』
「 なら 、改めて、俺と、付き合ってくれませんか ?」
『 勿論 。よろしくお願いします 。』
この言葉と同時に特大の花火が上がる 。
やはり、ベタな展開だったけど 、それでも良い 。
結ばれたんだから 。
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奏音 - 輪花さん(まむあ)さん» 初コメありがとうございます !主人公の気持ちわかりますか …!でも主人公のように決して飛び降りないでくださいよ ?!続き、楽しみにしてくださって感謝です !頑張ります !! (1月2日 21時) (レス) id: 77fbc3946d (このIDを非表示/違反報告)
奏音 - 美菜さん» コメントありがとうございます !気に入ってもらえて何よりです !さて …?どうなんでしょう …?続き、頑張ります ! (1月2日 21時) (レス) id: 77fbc3946d (このIDを非表示/違反報告)
輪花さん(まむあ) - 主人公の気持ち超わかる…そして続きが楽しみです!初コメ失礼いたしました! (1月2日 21時) (レス) @page2 id: ce5d11ce8c (このIDを非表示/違反報告)
美菜 - わ …一話だけでも確信しました !これめっちゃ好きです !!面白くなる予感 … !!彼氏持ちの子の彼氏って …彼女持ちの子 … ??続き、楽しみにしてます ! (1月2日 11時) (レス) @page2 id: 5de5fd85ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなのんのんのん | 作成日時:2024年1月2日 1時