60個目の世界 ページ10
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「お代はですねー依頼主、キャバッローネのボスさんからいただきますー」
ミーはそう言いながら仮面の下で口角を上げた
「ち、ちなみに身体の一部を取られたときのその後って…？」
彼はまるで、すこしでもお代が何であるか聞くのを遅くしようと努めていた
横に部下がいても、前に師匠がいても
自分のカラダから何かがなくなると聞いたら恐ろしくなる
______そんなことしても無意味ですけど
「それならご心配ありません」
そんなディーノにジーヴスはミーの後ろで営業スマイルを浮かべていた
ミーの隣まで出てくると
こんな風に、とでも言うようにジーヴスは胸の内ポケットから液体の入った試験管を取り出した
ちなみに試験管は割れにくいガラスを使ってある
その中身は緑色の液体と、目玉だ
「これはイミテーション(模造品)ですけどねー、または氷漬けとかにして保存させていただきますよー」
________一応、ミー達の客は貴方達でスター
トなのでね
まだ集め始めだから《少ししか》溜まってないんですー
「そ、そうか……」
「ご満足いただけたでしょうか？」
彼の作った声、敬語、仮面のせいで心理が読み取れないのか
ディーノは不安そうな顔をして、リボーンに《助けて》という目線を送っていた
「 で、お前はバカ弟子の何が欲しいんだ？」
リボーンも少し険しそうな顔つきだ
ミーのはクスリと笑い、ディーノの座る椅子へとまっすぐ大股で歩いた
そして彼の前でとまり、パーカーの袖で手の先が少ししか見えていない右手を彼の頭に乗せた
「ミーは、あなたのストロベリー・ブロンドをちょーだいしたいしますー」
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七鬼 - 久しぶりに、読み返しました!未来編って何時やりますか? (2017年5月23日 20時) (
レス) id: 3952668a3f (このIDを非表示/違反報告)
緩奈 - 面白かったです！完結お疲れさまでした。未来編行かないんですか？ (2017年1月7日 21時) (レス) id: 9261dd0ed9 (このIDを非表示/違反報告)
Hakurou(プロフ) - 柚子sherbetさん» ありがとう笑だいぶ長い間止めてたからそろそろラストかな、とね！ (2016年6月29日 20時) (レス) id: b7ea6cc139 (このIDを非表示/違反報告)
柚子sherbet(プロフ) - 次にどういう展開が待ち受けているのかドキドキワクワクする！前世が絡んでくるの楽しみだなぁ。テストお疲れ様ー！ (2016年6月29日 20時) (レス) id: 26b1561208 (このIDを非表示/違反報告)
Hakurou(プロフ) - 闇音さん» ありがとうございます、感想嬉しいです！ (2016年6月29日 20時) (レス) id: b7ea6cc139 (このIDを非表示/違反報告)
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