【暁のヨナ】ヨナのお姉ちゃんの話 4

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作戦も練り終わり
夜も更けてきた



私は一人で薄暗い道を歩いていた




「・・・」




ヨナとユンが行くことになった潜入作戦
今回の戦いで、1番危険な仕事だ




ヨナと会ってから、ヨナは私がしてほしくない事ばかりする

誰のせいだ
ハクかな？それともヨナの傍にいる龍達かな？







私が、町で暴れてなかったら私が守れたのに
私がユンと潜入できたのに

ユンは頭がいい、もしバレても私の傍から離れないし、私も命をかけてユンを守る



ヨナのやることは、私がやれた役割だったのに




「・・・」




本当に、情けなくて弱い姉だ




「・・・たら、やめてくれますかね」




突然ハクの低い声が聞こえてきた




「クムジのところに行くのがどれ程危険かわかってんすか？」




ヨナとハクがいた
ハクがヨナに壁ドンってやつをやっていて、次の瞬間ヨナを抱きしめたハク




「縛り付けておきたくなんだよ」

「・・・」




ハクの言葉に分かる気がすると思った




「この町をこんなふうにしてしまった責任が私にもある」

「・・・」

「行かせてハク」




ヨナがハクの目をしっかり見て言う




「だから私は闘うの」




そう言って、ヨナは一人その場を立ち去った




「どうかしている・・・絶対に行かせたくねぇってのに・・・」




「ほんと、ヨナに言い包められるなんて、どうかしてる」

「うお！いつから・・・」

「やめてくれますかねってとこから」

「最初からじゃねぇか」




こんなことで話してる方も悪いと思うけど





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