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「Aってなんでもできるね」
「え？」
ユンとイクスと一緒に暮らすようになって一週間
ユンはすぐに懐いてくれた
今は夕飯を作ってる途中だった
「そんな保存方法があったなんて知らなかった」
「私は本が沢山ある所で育ったしね、知識豊富だよ」
「ねぇもっと色んなこと教えてよ」
「もちろん！」
ユンのことはいつの間にか弟のように思うようになった
ユンはすごく頭のいい子で、一回説明すればすぐに自分のものにした
「そういえばさ、まだ聞いてなかったけど、なんで家出したの？」
夕飯の支度を終えて、ユンとイクスと一緒にご飯を食べてる途中、ユンが質問してきた
私は、口に入っていたモノを飲み込んで、ユンの方を向く
「あそこには自由がなかったから」
「自由？」
「うん、すごく自分勝手なんだけどね、私は王族っていうのがどうも合わなくて、二つ下に妹がいるんだけど、その妹に全部押し付けて逃げ出してきたの」
「・・・」
「って、ゆーか・・・今思ったけど、私ってどうなったことになってるの？」
ふと疑問に思ったことを聞いてみる
「あなたは、死んだということになっています」
「そうなんだ」
「軽すぎでしょ！」
「ちょっとユン座って食べて」
「はぁああ！？」
「何日も捜索され見つからず、庭にあなたのモノと思われる髪の束が見つかり、そうなったそうです」
「うん、予想通りでよかった」
髪の毛をわざわざ庭に捨ててきてよかった
ずっと探されてもめんどうだし、見つかったら最悪だしね
でもやっぱり北山に隠れて正解だった見つからずに今も生活できてる
「なんでよかったのさ！Aってよく分かんない！」
「なんでユンが怒るの？」
「だ、だって！」
「っふふ、ユンってば優しいなぁ」
もうあの城には帰れない、そうゆうことを心配してくれているのだろう
ちゃんとわかってる、伝わってるよ
でも、私もそれなりの覚悟をして出てきたんだ
「緋龍城にはもう思い残すことはないから、安心して」
「・・・っそ」
ヨナのことを考える日もあるけど、それでもあの2人がいるって思えば心配が消える
ハクとスウォンがいれば、ヨナは大丈夫
.
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n(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (2020年8月22日 2時) (
レス) id: 8714841706 (このIDを非表示/違反報告)
ノルアン - 面白いですね！更新これからも頑張ってください！ (2020年3月1日 14時) (レス) id: 56e7842da3 (このIDを非表示/違反報告)
甘焦(プロフ) - �桟鈬櫃気�» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！嬉しいです！ (2020年2月6日 13時) (レス) id: 0aae68c326 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ちょっと前からあかよな大好きなのでめっちゃ読んでて楽しいです！！ (2020年1月26日 21時) (レス) id: 3d3e727d76 (このIDを非表示/違反報告)
甘焦(プロフ) - こひなさん» ありがとうございます！ (2020年1月25日 16時) (レス) id: 0aae68c326 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘焦 | 作成日時：2019年11月28日 22時
