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「神官様ぁ！？」
「そーだよ」
「ユホン叔父上に弾圧されたって聞いてたけど、こんなところに居たんだ・・・」
「それは先代でして、僕が跡を継いだんです」
「へぇ〜」
こんな所に神官様が居たなんて
建国神話に出てきた龍も神官も、本当に居た
やっぱり、この国はとっても興味深くて好奇心が擽られる
「じゃあ私がなんなのか知ってるのか」
「はい」
「ま、こんなボロボロの汚いのが皇女っていうのも信じられないけどね」
「ちょっと、失礼！ほんとのことだけど！」
野宿するの初めてなんだからしょうがないじゃん！
と、改めて自分の容姿を見てみると、かなり酷かった
服はボロボロで、髪の毛はボサボサ、まぁ毎日川辺で水浴びはしてたから臭くはない、と思いたい
「そーだ！少しの間・・・うぅん、2年間！私の面倒みて！」
「は？」
「タダで居させてくれとは言わないから！」
「・・・それって一緒に住むってこと？ここで？」
「駄目、かな？私、動物を狩ったり簡単な料理が作れるよ、後は本とか持ってきたかな」
「え、本！？」
ユンがいきなり目を輝かせる
ヨナぐらいの年齢だろうか、身長も同じくらい、いやヨナのほうが小さいかな
でも、ちょっとヨナと重なる
「ユン、本好きなの？」
「ちょ・・・馴れ馴れしく名前で呼ばないでよ」
「いいじゃん！私もAでいいしさ！はい、私のお気に入りの本」
「わ、これ高華国の地理と簡単な医学の・・・」
「そ！役に立つかなって思って・・・欲しい？」
「っ・・・い、いらないよ」
口では拒否してるものの物凄く本に興味があるらしいユン
可愛いなぁ
「じゃああげる」
「え」
「その代わりに2年間仲良くして！」
「はい、いいですよ」
「イクス！」
「ユン君もこの通りその本にすごく興味があるようですし」
「べ！別に興味なんて！でも、ま・・・イクスがそう言うなら・・・」
2年くらいとぼそぼそ言ってるユン
ぱぁぁっと私の顔が明るくなる
「ありがとう！！」
そして私はユンとイクスと一緒に暮らすことになった
と、いうか居候させてもらえることになった
.
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n(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (2020年8月22日 2時) (
レス) id: 8714841706 (このIDを非表示/違反報告)
ノルアン - 面白いですね！更新これからも頑張ってください！ (2020年3月1日 14時) (レス) id: 56e7842da3 (このIDを非表示/違反報告)
甘焦(プロフ) - �桟鈬櫃気�» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！嬉しいです！ (2020年2月6日 13時) (レス) id: 0aae68c326 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ちょっと前からあかよな大好きなのでめっちゃ読んでて楽しいです！！ (2020年1月26日 21時) (レス) id: 3d3e727d76 (このIDを非表示/違反報告)
甘焦(プロフ) - こひなさん» ありがとうございます！ (2020年1月25日 16時) (レス) id: 0aae68c326 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘焦 | 作成日時：2019年11月28日 22時
