No.２ 赤と黄色 ページ2
お姉ちゃんたちではない。明らかに男性の声だ。
・・・ということはということは！！？？
「ちょ、三波斗邪魔！！ほんっとに、どいて！！」
私の勢いに目を丸くしている三波斗を押しのけ廊下に飛び出した。
「・・・・・・！！」
そこには、言葉にできないくらいに神々しいお二人がいらっしゃった。うぅ、眩しい！！
「あ、おはようAちゃん、すっぴんも可愛いね！」
ミラクルボイスで可愛さ全開の仮屋瀬さつき。可愛いのはあなたです。
「あ、あんま、三波斗いじめないで、・・・ははっ、あげて？」
小顔で二重幅と涙袋が人外の男、四季涼雅。笑いがこらえ切れてないぞ。
「おはようございます！！！じつはりょがみなでもなくばぶたんずでもなくそこがお付き合いされてるんですよね知ってます！今日はお付き合いされてから何日目ですか？」
「あはは、Aちゃん今日も絶好調だね！」
否定も肯定もしない・・・。これはもう付き合ってるわ〜。尊いなぁ、全く。うへへ、やっぱカップルは休日デートするものだよね。
「・・・なんで手合わせてんの？」
「涼雅くんたちを拝んでます」
「・・・ほんとにA今日絶好調だな」
と、さつきくんが私の横に来て、耳打ちしてきた。
「僕たちここで待ってるからさ、三波斗のピアス探し手伝ってあげてくれる？なんか今日は絶対それがいいらしくって」
ちらと顔を見ると、さつきくんは申し訳なさそうに「ごめんね？」と笑った。奥に見える涼雅くんの顔が・・・険しい。はっ、そういうことか！
「ごめんなさい、気づかなくって！二人っきりになりたいんですよね！わかりました！30分かけて探し出すので！！楽しんでください！！」
バカバカ、もっとはやくそういうことは気づかなきゃでしょ！？慌てて部屋に戻ろうとすると、今度は涼雅くんに呼び止められた。
「そのパジャマ、三波斗のだろ？・・・大きい、よな？」
・・・？そりゃ、いくら双子と言っても男と女で身長は全然違う。質問の意図が分からなかったがとりあえず頷いた。
「だから、その、結構・・・みえるから。やめとけよ」
「見える？なにが？」
「・・・三波斗も苦労するわけだ」
？？？なんの話だ。全くわからない。さつきくんをみると、真っ赤で困ったような顔の涼雅くんとは対照的に、すっごく笑顔だった。
「僕は全然それでいいと思うよ？」
続く (更新停止中)
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のり - やっとですが、新しいのつくりましたーー！！そちらをチェック！ (2021年6月25日 23時) (
レス) id: 802efb8604 (このIDを非表示/違反報告)
のり - ららさん» ありがとうございます！！初コメ嬉しすぎました！新しく開設しますのでそちらをお待ちください！！ (2021年3月3日 23時) (レス) id: 5ac2f82a78 (このIDを非表示/違反報告)
のり - すみません、、、テスト期間で更新できず、、、パスワード忘れてしまったので新しくまた作ろうと思います！実際に作るのは土曜になりそうです、ほんとにごめんなさい！ (2021年3月3日 23時) (レス) id: 5ac2f82a78 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - コメント失礼します！面白いです！楽しみにしてます！！ (2021年2月10日 18時) (レス) id: f3822f5c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のり | 作成日時：2021年2月7日 13時
