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『武装探偵社です!先程放送された爆弾については現在対処中、落ち着いて、落ち着いてください!』
「おい!そういうお前はなんなんだ!他の社員は2人だけで戦っているのにお前はなんもできんのか!」
くらすぞ!!と激昂する男性。
でもその通りだ。私は戦っていない。
『すみません、私は事務員でして……他の社員のように戦闘能力は持っていないのです。』
〔「こちら車掌室。敦まだ生きてッかい?こっちのヘボ爆弾魔によると、そっちの爆薬は遠隔点火式だ!間違った手段で解除すると数秒でドカン!解除には非常時用の停止釦しかない!そっちのマフィアが持ってる筈だよ!」〕
その直後だった。
敦くんがいる筈の、近くの車両から「ビイィイィッ!!ビイィィィイッ!!」というけたたましいサイレンが聞こえたのは。
解除に失敗したのか…?
外に誰かが飛び出す。
それは案の定少女暗殺者で____って敦くん!?
敦くんは乱暴に爆弾を引き千切り、上空へ投げる___と共にドオッ!!と本当に全員が死んでしまうような爆発があった。
そのまま落ちていく2人は川に落ちる。
『敦くん……!』
見ていることしかできない自分が、悔しいな。
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作者名:ペネロッペ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mayakaahah/
作成日時:2022年10月5日 11時