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side龍友
ピンポーン…
涼太が帰ってこないことでバタバタと焦っていた中、呑気に鳴り響いたインターホン。
まさかまさかのTAKAHIROさんの登場に驚きつつ、とりあえず玄関に出てみると。
TAKAHIRO「お忘れ物のお届けに参りましたー」
龍「え、あ、涼太！？すみませんっ、」
そこには、ニコニコするTAKAHIROさんに背負われた涼太の姿。
TAKAHIRO「よいしょっと。雨の中、外にいたからゆっくり休ませてあげて。じゃ、後はよろしくね」
龍「え、あ、お茶でも！」
TAKAHIRO「家で奥さん待ってるから帰るわー。気持ちだけもらっとく！」
玄関に涼太を下ろしたTAKAHIROさんはそう言うと、ニコニコ手を振りながら帰って行った。
亜「TAKAHIROさん、なんだったの…涼太！？」
隼「涼太って言った！？」
玲「え、なに、帰ってきた？」
バタバタとうるさく全員が玄関に大集合。
とりあえず涼太を休ませるために、メンさんが涼太をベッドに運んだ。
亜「じゃあご飯作ってくるから、何かあったら呼んでね」
裕「すぐ来るから電話してやー」
龍「ありがとう」
涼太を休ませるためにも、出来るだけ静かになるように僕1人だけが部屋に残ることになった。
雨の中外にいたってTAKAHIRO言ってたし、熱が出なかったらいいんだけど。
そう思って涼太のおでこに手を当てる。
龍「やっぱ熱でるよな、」
ほんのり熱くて、さっき着替えさせたばかりのパジャマもすでに少し汗ばんでいた。
すぐに裕太くんに連絡して冷えピタを持ってきてもらい、亜嵐くんにご飯をお粥に変更してもらう。
涼「んっ…」
龍「お、起きたか？」
少ししてゆっくり目を覚ました涼太。
だけど僕の声に反応する素振りはなくて。
龍「涼太、わかる？」
涼「んっ、」
反応しない涼太が怖くて慎重に声をかけると、確かに返事してくれたから少し安心。
だけど。
龍「頭とか痛い？」
涼「っ、べつ、にっ、」
龍「しんどいとこない？」
涼「べつに、」
さっきからこんな調子で、まともに会話できない。
龍「ちょ、」
そしてそのまま、クルッと寝返りを打って僕に背を向けてしまう。
だけどこれは。
龍「涼太、こっち向いてほしいな、？」
涼「んーん、」
拗ねている証拠。
拗ねて会話を拒んでいるんだけど、涼太の性格から無視できなくて。
だけど拗ねているから素っ気ない返事に曖昧な返事。
これは長期戦かな？なんて覚悟。
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白(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました！次の作品楽しみに待ってます(*^^*) (2021年8月22日 7時) (
レス) id: b39db95799 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - おはなさん» この物語はこれで終わりですよ! (2021年4月4日 11時) (レス) id: d773789e6b (このIDを非表示/違反報告)
なっつ(プロフ) - 次の作品も楽しみにしてます！ (2021年3月4日 21時) (レス) id: 66f3e05699 (このIDを非表示/違反報告)
おはな - すみません…続編がみつからないのでリンクを貼っていただけないでしょうか？ (2021年2月5日 22時) (レス) id: 933a2973a0 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 完結おめでとうございます(*^-^*)次の新作も楽しみです(*^-^*) (2021年2月2日 4時) (レス) id: 23700234a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jdhchebbdn x他1人 | 作成日時：2020年12月26日 22時
