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side龍友
龍「りょーた」
今市くんの後ろに相変わらず隠れている涼太に優しく声をかける。
涼「っ、やっ、あぁっ、」
首が取れそうなほど必死に横に振る涼太。
隆二「涼太、行っておいで？」
涼「んっー、」
広臣「みんなと向き合いな？いつまでも逃げてちゃダメ」
ギュッと今市くんのズボンを掴んで離さなかった涼太だけど、その手がゆっくりと開いて。
隆二「ん、いい子。そのまま行っておいで」
今市くんが涼太の頭を撫でて、背中をトンと優しく押すと、そのままゆっくり涼太は僕らの方へ。
龍「涼太、ごめんな？」
涼「んー、ん、ん、」
なんとも微妙な反応を示す涼太の顔を覗き込んでいると。
広臣「ちゃんと向き合うんだよ。逃げてばっかじゃ何も変わんないから」
そう言って先輩は帰って行った。
亜「涼太ごめんね。怖かった？」
何から言おうかと悩んでいると、始めに口を開いたのは亜嵐くん。
だけど涼太は怯えるように僕らから一歩下がって無反応。
裕「涼太、正直に言ってみ？」
涼「お、こ、らん？」
メ「怒んないよ」
涼「ん、と？」
隼「俺らは嘘なんかつかないでしょ」
玲「正直に言ってくれれば、怒る必要ないでしょ？」
涼太に優しく話すメンバーに安心したのか、涼太は小さく口を開く。
涼「…ゎ、かっ、た……ぃ、ちゃ、からっ……ぅえっ……ひっ、く、んっ、」
龍「涼太、ちょっとこっち座ろか」
冷静になった僕は、涼太の手を引いてソファに座らせる。
そのときに見えた涼太の目は真っ赤で。
泣いてたのかな、と感じる。
そして、あまりの赤さに心が苦しくなる。
龍「怖かったよな、ほんまにごめんな」
そう言って優しく抱きしめると、涼太は声をあげて泣き始めた。
涼「っ、ゎ、かった、のっ………めん、なさっ…」
ほとんど聞き取れない声で話す涼太。
だけど、言いたいことは痛いほどわかって。
それはみんな同じなようで。
玲「怖かったね、ごめんね」
メ「ごめんね、もうわかってるからね」
泣きながら謝る涼太の頭をみんなが順番に撫でる。
龍「ほんまにごめんな」
僕はしっかりと涼太を落ち着くまで抱きしめていた。
怖がりな涼太。
僕らが守らなきゃいけないのに。
僕らが怖がらせてちゃ意味ないね。
僕らもちゃんと反省します。
………………………………………………………………
リクエストありがとうございました！
(終わり方、変ですみません…)
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白(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました！次の作品楽しみに待ってます(*^^*) (2021年8月22日 7時) (
レス) id: b39db95799 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - おはなさん» この物語はこれで終わりですよ! (2021年4月4日 11時) (レス) id: d773789e6b (このIDを非表示/違反報告)
なっつ(プロフ) - 次の作品も楽しみにしてます！ (2021年3月4日 21時) (レス) id: 66f3e05699 (このIDを非表示/違反報告)
おはな - すみません…続編がみつからないのでリンクを貼っていただけないでしょうか？ (2021年2月5日 22時) (レス) id: 933a2973a0 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 完結おめでとうございます(*^-^*)次の新作も楽しみです(*^-^*) (2021年2月2日 4時) (レス) id: 23700234a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jdhchebbdn x他1人 | 作成日時：2020年12月26日 22時
