ジェネハウス。 #3 (ページ24)

今日:11 hit、昨日:23 hit、合計:47,132 hit

○123 ページ24

side裕太

涼「んんっ…ゆ、たく…」

裕「ん、おるよ。ほれ」

しばらく少し仕事をしていると、小さな声が聞こえてきて。

目を擦りながらも手を伸ばす涼太を抱き上げる。

裕「おはよ。裕太くんおるよ」

涼「ゆたくん…ふふっ、笑」

裕「可愛いなぁ」

思わず、ポツリと呟いた。

俺の顔を見つめながら、ニコニコして。

裕太くん、裕太くんって呼ぶ涼太。

涼「ゆたくん、おやちゅ…」

裕「よし、おやつ食べに行こか」

涼「ん！」

裕「よっしゃ！ほれ、行くで」

涼太を抱っこしたまま、リビングへ向かう。

龍「お、きたきた」

龍友の声が聞こえてきて、それに続いて。

玲「ゆたくん！」

隼「りょたくんも！」

元気な双子の声も。

亜「こら、2人ともちゃんと座って、落ちちゃうから」

元気に椅子から身を乗り出す双子を亜嵐が抑えている。

涼「あ、ゆたくん、りょたも、おいす、」

裕「ん？涼太は裕太くんのお膝の上やで？」

涼「んんっ、でもっ、」

双子が椅子に座って涼太を見ているからだろうか。

本当は俺から離れたくないだろうに、自分で椅子に座ると言う涼太。

だけど体は正直で、ギュッと俺の服を握っていた。

だから。

裕「いやや！涼太は離さへんで！」

そう言ってギュッと涼太を抱きしめる。

そしてそのまま、椅子に座る。

亜「あ、俺の涼太！」

裕「なんで亜嵐の涼太やねん。そんなわけないやろ」

龍「えー、僕のお膝じゃないん？」

裕「違うわ、涼太は渡さへんからな」

龍友と亜嵐も何かを感じてか、すぐにのってくれて。

涼「ふふっ、笑」

涼太も、笑ってくれた。

裕「涼太、裕太くんのお膝がいいよな？」

涼「うん！」

裕「ほれ、涼太も言っとるやん」

そう言ってまた、ギュッと抱きしめた。

…………………………………………………………………………

あと少し、だんだん評価してくださる方が増えてきて…

嬉しくて嬉しくて、このままの勢いで赤星になるまで粘ろうかな…なんて考えております。

図々しくてすみません…

新作に関して

GENEのままの設定も考えたのですが、それだと過去作 (そばに居るから) と似てしまいそうで、非GENERATIONSで行こうかな、とも考えてます。

涼太くんと誰かを兄弟にして、年齢も幼くしようかな、とも考え中です…

この作品が終わるまでには決めるので、もし何かあればコメント欄に…

もうしばらく、今作にお付き合いください！