ジェネハウス。 #3 (ページ1)

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○100 / 強がりの我慢　(続) ページ1

side広臣

涼「んっ、りょた、もっ…泣」

臣「大丈夫、もう大丈夫。よく頑張ったね」

ただ、涼太を抱き締めていた。

胸が締め付けられて、苦しかった。

涼太の気持ちを想像しただけで、考えるだけで。

心が押し潰されそうで。

まだ4歳なのに。

臣「涼太、何がしたい？ここは臣くんの家だから、なんでも叶えてあげる」

涼「ん、けど、おねちゅ…」

臣「涼太が辛くないなら、絵本だって読んであげるよ」

涼「けど、うつっちゃ、だめだからっ…りょた、ひとりで、ねれる、もん、」

そう言って、俺の腕から降りてソファに向かう涼太。

こうやって、ずっと1人でいたのかな。

1人で我慢して、1人で耐えてたのかな。

臣「ねぇ涼太。臣くん、涼太と一緒に寝たいなぁ。涼太が隣にいてくれたら、ぐっすり眠れるんだけど」

涼「りょた、いっちょが、いいの？」

臣「うん、一緒がいい」

涼「いいよ」

臣「ありがとう！よし、じゃあ臣くんが抱っこでベッドに連れて行ってあげる！」

そう言ってまた、涼太を抱き上げた。

まだまだ抱っこしても、辛くないほど軽い。

苦になるどころか、むしろ癒やされる。

臣「おてて繋いで寝よっか？」

涼「りょた、おにぃたん…」

臣「うん、そうだね。でも涼太はどうしたい？」

涼「ちゅなぐ…」

臣「ん、それでいいんだよ。ほら、繋ごう？」

遠慮ばかりの涼太としっかり手を繋ぐ。

もう一方の手で涼太のお腹をリズム良く叩く。

涼「んっ……はぁっ…」

ほっぺたを真っ赤にして辛そうに吐き出される息は、熱くて。

臣「大丈夫だよ。ここにいるからね」

汗でぺったりとおでこに引っ付いた前髪を避けながら話しかけた。

臣「連絡、するか…」

涼太が起きないように気をつけながら、メンディーのスマホにLINEを入れた。

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移行しました！事前に告知できなくてすみません…

今回も赤星、目指してます！

作者のモチベーションのため、高評価のほうよろしくお願いします…！！

あまり評価が低いと、消すことも視野に入れたいと思ってます…

リクエストに関しては、現在、#2 でいただいたリクエストが残っているので、書かせていただきます。

もしこちらに新たに書いていただいても #2 から順に書いていくので、お待ちいただくことになりますが、ご了承ください。