遊技 ページ13
そこは、お酒も飲める遊技場だった。
そこへ行くとサークルメンバーが、お酒を飲みながらダンスを踊っていたり、ダーツをしていたり、ある程度の遊びができるアミューズメント施設になっていた。
だけど、照明は暗くて大人な雰囲気。4人の周りにはそれぞれ彼らを愛する取り巻きが引っ付いていて、異様な光景だった。
女の子に囲まれて楽しそうに笑ってるのはジョンハンだけじゃなくて、ジスも同じ。
なんだ、ジスもあいつらと同じだったのか。なんて、少し傷ついてる自分がいた。
変だな、なんで私、傷ついてるんだろ。
一人、遊技場の片隅でオレンジジュースを飲む。
ジョンハンとジスは紳士的に笑ってるけど、ジュニさんはなんだかテンションが高くて一人で盛り上がってる感じ。
ウォヌさんは、女の子が周りにいても笑顔一つ見せなくて、楽しんでるのかな？なんて思ってしまう。
ジョンハンが女の子の肩を抱いて楽しそうに話してたり、ダーツのやり方を密着して教えていたりしていて
こんな光景をセヨンは彼女でありながら、毎日見せられていたのかと思うと、悲しくてムカついてたまらない。
そんな私の近くにはいつの間にか
「どう？ちゃんと飲んでる？」
少し酒気を帯びたジョンハンが話しかけてきた。
「なにこれ？て、オレンジジュースじゃん」
私のグラスを取り上げた彼が、口をつける。
「返して下さい…」
取り返そうとすると、腕を高く伸ばされて返してくれないジョンハン。
背伸びする私を面白そうに見下してくる。
「お酒飲みなよ。お酒飲める歳だよね？それとも、未成年だった？」
なんて、顔を傾けて聞いてくる彼は少しセクシーで、普通の女の子ならきっとすぐに好きになってるんだろう。
「飲める歳ですけど、お酒苦手なんです」
「へえ？弱いんだ。可愛い」
そう耳元で熱く囁かれて、距離を置くように一歩後ずさる。なんなんだ、この男
「あれ？警戒しちゃった？」
そんな私を見て、彼は楽しんでるんだ。
余計にムカつく…
「君もせっかくだから、お酒飲みなよ。別に酔わせて、取って食おうなんて思っちゃいないからさ」
「説得力…ありません」
私は、彼を睨んでもう一度飲み物を取りに行った。
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みゅん(プロフ) - 初めましてこの作品以前読ませていただいて個人的に好きなお話なのですが他に似ている作品を見つけてしまって、更新のお日にち的にsenaさんの方が先に最終更新の日付が先なので盗作されていると思われます、気になりメッセージさせて頂きました(՞ . .՞) (9月23日 4時) (
レス) id: d85270c870 (このIDを非表示/違反報告)
sena - たいようさん» ありがとうございます。返信遅くなってすみません。ありがとうございます！ (7月3日 19時) (レス) id: dd57b3371e (このIDを非表示/違反報告)
たいよう - この歪み具合もそうですし、ハニもジスもスゴイですね…wもうホントに最高です！ (2019年3月4日 1時) (レス) id: d9266f7dd0 (このIDを非表示/違反報告)
sena - あさん» ハニにギュウってなる場面あったかな(笑)これからはキュンキュンをお届けしていきますね！ありがとうございます！ (2019年2月28日 14時) (レス) id: 4583b66313 (このIDを非表示/違反報告)
sena - たいようさん» 更新遅くなりごめんなさい！応援ありがとうございます！がんばります！ (2019年2月28日 3時) (レス) id: 4583b66313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sena | 作成日時：2019年2月13日 2時
