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xiaojun




まさかAに一緒に寝たいと言われるなんて思ってなくてほんとにびっくりした


思わず手を掴んじゃったけど、そこまで仲良くない相手に掴まれて嫌だよなと思って部屋に入ってすぐ離した





向かいのベッドにAが座ってこっちを見ているのが分かる。
でも俺は顔を上げれずにいた


なぜなら……こうして二人きりで話したことなんて一度もない。なんとかこの空気を変えなきゃと考えていると、いつの間にか目の前にきて俺の目線まで屈み、俺の名前を呼ぶAがいた。




A「シャオヒョン」





「な、なに、?」








A「…あの、、わたし、シャオヒョンと、初めて会った時から






なんだ、、何が起こるんだよ、
もしかしてこれってお決まりの 前から好きでしたパターン??

目の前には真剣な顔をしたAと、物音もしない二人だけのこの空間
改めて近くで見るとすごく綺麗な顔をしたAがいて思わずドキッとする



いやいや、ちょっと待て、そんなこと思ってる場合じゃない




と焦る俺を他所に







XJ「や、ちょっとま」


まだ心の準備ができないと言おうとしたのを遮って聞こえた言葉は






A「シャオヒョンの顔面がすごくタイプなんです!!!!!」









XJ「………え?」






どゆこと?……顔面?俺の顔面がタイプって言ったよな?あれ、告白は……







必死にそしてすごい勢いで俺の顔面について語るAをみて、告白なんて自分の思い違いだったことに気付く




やばい、恥ずかしいぞ俺…………






その後も何かと顔面をべた褒めしているA
初めてこんなに褒められて思わず綻んでしまいそうな顔を抑える






寝る寸前まで顔面 顔面 言ってるところをみるとやっぱりどこか変わってるな〜と感じた








NCT2020の活動してる時にショウタロウからも「Aが俺と仲良くなりたいって言ってました〜」って聞かされたりA自身からちょくちょく絡んできてくれた事もあった




これも、彼女なりの距離の詰め方なんだろうか









俺も自分から絡めるように頑張らないとな、と隣から寝息が聞こえたのを背に目を閉じた







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作者名:paru. | 作成日時:2021年2月23日 13時

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