himeyuri. 2 (ページ34)

今日:43 hit、昨日:10 hit、合計:215,397 hit

. ページ34

.

ヘチャンから告白された

まさかヘチャンが一人の女性として私を好きだったなんて正直思ってなかった。
いつものじゃれあいは社交辞令っていうか私たちは友達みたいなそんな関係だと思ってたから

HC「いいよ、別に」

「え？」

HC「いま返事して欲しい訳じゃない。焦らせるつもりもないし」

「でも、これからは少し意識して欲しいな一人の男として。」

「ヘチャンのことを？、」

HC「うん。Aのことを好きな一人の人間としてもね」

そう言って優しい顔をして私の頭を撫でるからちょっとドキッとしたりして。

HC「じゃっ、そろそろ帰ろっかな～」

「あ、帰るの？」

HC「なに？俺とまだ居たいんだ～？」

「いやいや！そういうんじゃないけど…」

HC「じゃないけど？」

「つぎ、いつ会えるかなって、、」

HC「ふっ(笑)会いたくなったらすぐに連絡してよ飛んでくるから」

「どこにいても飛んでくれるの？」

HC「Aのためなら何処へでも飛んでいくけど？」

「ふふ(笑)またチョンロん家いこうね」

HC「ん。」

そんな会話をしながらヘチャンを玄関まで見送りおやすみ～とやりとりして玄関が閉まったと思ったら

HC「忘れ物した！！！！」

「え？！なに？どこにあるの」

HC「ここ」

とヘチャンが言った瞬間、頬にチュッとリップ音がしたと同時に微かに温かさを感じた

「え、？？」

HC「ふ(笑)じゃおやすみ」

と帰って行ったヘチャンと静けさが増す玄関にいる中私はヘチャンにぽっぽされたという事実に頭が思考停止してその場から動けなかった

たぶん今の私の顔は誰にも見せられないくらい真っ赤になってる

.