. ページ37
体を離して
後ろ向きで
壁に手を付かせた後、
入り口へ先端をくっ付けながら
優斗 「いれるよ」
と耳元に唇を寄せて嘱くと、
返事の代わりに入り口が
きゅうっと収縮したのが分かる
それにまたカッと熱を煽られて
ずぶりと腰を押し込むと、
今迄感じた事が無いくらい熱くうねる中に
歓迎されて思わず根元までを一気に突き入れた
蒼弥 「、〜〜〜っ、あぁ！んぐ、ぅっ」
優斗 「お、まえ、声っ」
奥に先端が届いた瞬間
でかい声を出した口を後ろから回した手で
慌てて塞ぐと、
その途端にナカがきゅぅんと締まる
いくら今現在この場所に
俺たち以外誰も居ないとはいえ、
いつ誰が来てもおかしくは無い環境だ
それにシャワーを出しっ放しにして
水音で誤魔化してみても、
婿声を全て掻き消せやしない
俺の自身を包み込む中がずっと
ぎゅうぎゅうと纏わり付いて来るのに刺激され、
このままめちゃくちゃに
突き上げてしまいたい衝動に駆られるけれど、
どうしたってこんな場所では無理で
それなのに、
快楽に溺れかけている目の前の男は
首を捻ってこっちを振り返ると、
蕩けきった目で動いてくれ、と訴えて来る
こんな場所でこんなタイミングでさえなければ...
と思うと、
改めて湧き上がるのは
はしもっちゃんへの憤りだ
あの男があんな場面でそうやんに
サプリを飲ませさえしなければ、
後日家かホテルでゆっくり
しっかりと楽しめた筈
そう頭の中ではしもっちゃんを
けちょんけちょんにしながらも、
ぎゅっと自身を
纏う熱さに一気に現実に引き戻された
蒼弥 「ゆうと、ぉっ...動いて...っ！」
優斗 「っもう...本当、声ちゃんと我慢してよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：soya._.soya | 作成日時：2021年5月25日 22時
