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体を重ねる度に
姿を見る度に
茶色の瞳に吸い込まれそうになる
蒼弥 「っ、はぁ、はぁっ、」
行為を終えると
シャワーを浴びて
出て行こうとするその後ろ姿に
呼びかけるえな
瑞稀 「...ずっと、」
蒼弥 ,,「？」
瑞稀 「ずっとここにいれば、？」
こちらをゆっくり振り向いた蒼弥が
ふるふると首を横に振った
蒼弥 「無理だよ...涼が待ってる」
瑞稀 「だからなんだよ
俺にはそんなこと関係ない」
腕を掴もうと
伸ばそうとした手は
スッと扉に向き直った蒼弥によって
宙を掠った
蒼弥 「帰らなきゃ、」
瑞稀 「うん、」
バイバイ、とも
また来るね、とも言わない
そう言う関係だって分かってる
分かってるのに割り切れない自分がいる
蒼弥の愛も気持ちもここにはない
バタン、と
扉の向こうの夜に消えていった蒼弥
多分もう、ここには戻ってこない
end
続き書こうと思ってたんですけど
力尽きました...
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作者名：soya._.soya | 作成日時：2021年5月25日 22時
