2番目 ページ12
作間side
家のベッドに
裸で腰掛けている俺は
彼からどう見えているだろうか
蒼弥 「お待たせ、作ちゃん」
お風呂から上がった彼...蒼弥は、
濡れた髪に真っ白いタオル一枚で
その姿が普段よりも妖艶さを醸し出す
いつものように
俺の隣に腰掛ける蒼弥
作間 「...綺麗だね」
蒼弥 「いっつもそう言うよね
作ちゃんの方が綺麗だと思うけどなぁ」
くすくす笑いながら
俺の体にかぶさってくる
お互い素肌だからか
するすると滑る感触か気持ちいい
作間 「そんな事してたら襲うよ？」
蒼弥 「それが目的じゃないの？」
作間 「まぁ、そうだけど...」
蒼弥 「俺午後用事あるから
なるべく早くしないと何だけど」
作間 「用事？」
自分の眉がピクリと動いた気がした
蒼弥の言う"用事"なんて
聞くだけ傷つくってわかってるのに
蒼弥 「うん、優斗の家に呼ばれたから」
蒼弥と優斗は恋人同士
俺と蒼弥はセ フ レ
どっちを優先させるかなんて
分かりきってるのに
作間 「あ、そ」
蒼弥 「へ、？あ、ちょっ、」
くるんと体制を逆にして
無理に唇を塞いだ
こんなちょっと事で優しくできなくなる
少しのことで余裕がなくなる
蒼弥 「やだ、ぁ...んっ、」
胸の突起を強めに噛むと
体をのけぞらせて
首に舌を這わせると
つま先を丸めて快感に耐える
自身を挿入して
何度も激しく腰を打ち付ける
蒼弥 「ぁっ、ん...なん、でっ、今日、激しっ、」
作間 「ねぇ、蒼弥」
蒼弥 「な、にっ、？」
作間 「好き」
蒼弥 「ひっ....ぁ、ぁあ、、」
ベッドの上に身を投げ出し
ぐったりとしている蒼弥
多分意識はないだろう
焦点の合わない目を見つめていると
不意に蒼弥が呟いた
蒼弥 「ゆ、うと...」
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作者名：soya._.soya | 作成日時：2021年5月25日 22時
