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蒼弥side
朝のベッドの上
ふわっと香る、
彼の匂いで目が覚める
だいたい腕の中に抱かれていて
作ちゃんの起床が遅い為5〜10分は身動きができない
でも今日は違った
蒼弥 「ん、、」
温かい温もりを感じながら目を覚ます
作間 「おはよ」
蒼弥 「あれ、珍しく早くない？」
そう聞いた俺の問いかけに
作ちゃんは答えず
心なしか少し怒ったような顔をしていた
蒼弥 「作ちゃ、ん、んんっ？」
顔を覗き込み
様子を伺おうとすれば
口にキスをされた
唇と唇を押し付けるだけのキス
それだけなのに、長くて
ほんの少しだけ息が上がってしまう
蒼弥 「なんでっ...」
作間 「ちょっと黙ってて」
"しーっ"っと言うように
口に人差し指を当てた
その後、
昨日の行為のせいで
何も纏っていない俺の体に
紅い華を何個も何個も咲かせてゆく
蒼弥 「や....っぁ、待って、ぁ...」
お腹に、背中に、
腕に、足に、首筋に
まるで獣のように
ただそれだけに夢中になっていた
作間 「んっ、ちゅ、はぁっ、ちゅっ...」
俺の体が華でいっぱいになった頃
不意にキスがやめられた
と思ったのも束の間
また口にキスを落としてきた
さっきとは違って
舌がぬるりと入ってくる
歯をなぞられ、
俺の舌を絡め取ってくる
蒼弥 「は、、、ふっ...」
ぼんやりとした気持ちよさが
全身を襲う中で
やっとキスがとめられる
ベッドの横の鏡を見ると
軽く大変なことになっている
蒼弥 「うそ...！？
作ちゃん、信じられない！」
作間 「だってガリさん、
今日優斗と2人っきりで仕事なんでしょ
ガリさんは俺のだって印」
蒼弥 「だからって...！」
作間 「もう、、可愛いなぁ、」
蒼弥 「答えになってな、んひゃ！？」
話してる最中なのに後ろに衝撃を感じて
恐る恐る振り返ると
俺と作ちゃんは繋がっていた
蒼弥 「うそ、やっ」
作間 「優斗とロケ行く前に
もう一回しとこうね」
この後腰痛で
華だらけの俺に優斗は爆笑していた
決めた
2人とも許さないから
そんな事を小さく誓った今日のこと
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作者名：soya._.soya | 作成日時：2021年5月25日 22時
