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どこから ページ8

蒼弥side

コポコポと俺の中から優斗のが出て行く
作ちゃんならあんなに無理矢理しなかった
いつも優しくて、ゆっくり、痛くない?
なんて聞いてくれて
気遣う様に触れてくれた
もう、ずっと前のことだけどね

だからかな
あんなに乱暴にされたのに、
興奮してしまうのは
身体は快楽を求め、心は作ちゃんを忘れようとしてる
思考がうまくいかない頭でぼーっと考えていると、
優斗が優しくキスを落としてきた

優斗 「好きだよ...
俺、蒼弥の事になると余裕がなくなる」

優斗 「ねぇ、、俺にしてよ」

優斗side

俺の大好きな蒼弥が泣きついてきた
作ちゃんと別れたって
嬉しいけど、こんなに泣いて悲しんでる蒼弥を
見たくはなかった
蒼弥をこんな風にした作ちゃんも許せなかった
気づいたら自分を止められなかった

可愛い蒼弥が必死に俺に着いてこようとしてるのが
分かった
冷たい目を投げかけるたびにキュッと締まる
快楽だけを求めてる蒼弥を壊して俺のものにしたくて

はっと我に帰ると蒼弥は俺のを垂れ流しながら
ぼーっとしていた
その顔は、淋しげで、見てられなくて

つい、言ってしまった
蒼弥は驚いた様にこっちを見て
それから、小さく頷くと腰を押さえながら立ち上がり
ゆっくり抱きついてきた

だんだん呼吸が荒くなり、蒼弥は泣き出した
もう、そんな顔させないからね

そう思ってギュッと抱きしめると、安心した様に
ふわりと笑った
俺だけのものだから

優斗side 終

蒼弥side

俺は驚いた
こんな俺でいいのかな
でも、嬉しい
ゆっくり頷くと、パァッと嬉しそうになる優斗
痛む腰を押さえながら抱きつくと、
優しく抱き返してくれる
おひさまみたいな優斗の匂い

気付かぬうちにポロポロと涙が溢れて
何故だか悲しくなった
また、優斗もどこかに行っちゃうのかと思った

でも、優斗がギュッと
抱きしめてくれるとすごく安心する
笑いかけると優斗もにっこり笑ってくれた

ねぇ、どこにもいかないで俺だけのものになって

その時にはもう、あの記憶なんか消えていた

蒼弥side 終

作間side

手放したのは俺なのに
涙が溢れて止まらなかった
悔しくて、苦しくて、あそこにいるのは俺だった
はずなのに
それを自分で捨ててしまった

抱きついている所を見ると
もう俺の入る場所なんかないって
こんな事もう止めようって
本気でそう思った

なのに
なんでだろう
奪ってやるって
俺の所に無理矢理戻そうって

こんな俺は狂ってる
でもいいの

蒼弥、待っててね?

作間side 終

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ともか(プロフ) - soya._.soyaさん» いえいえ!こちらこそ (2021年1月23日 23時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - ともかさん» こちらこそリクエストありがとうございました!!これからもよろしくお願いいたします (2021年1月23日 23時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - ありがとう!ございました。とても楽しかったです。ガリさんもとても可愛いかったです! (2021年1月23日 23時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - soya._.soyaさん» いえいえ!よろしくお願いします! (2021年1月23日 8時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - ともかさん» 了解です! リクエストありがとうございます!! (2021年1月23日 8時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:soya._.soya | 作成日時:2021年1月12日 0時

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