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どこから ページ5

※裏あり

作間side

俺は蒼弥と付き合っている
けれど

いつからだろう
どこからだろう
道を間違えてしまったのは
原因はわかってる
俺だよね



初めて蒼弥の事を好きと自覚したのは
優斗と蒼弥が仲良くしてた時
心が痛くなって、もやもやして、居ても立っても居られなかった
告白した時、君は照れた様に
嬉しそうに笑ってたっけ
あの笑顔を守るって決めたのは俺なのにね

2人の仕事も増えて
蒼弥は凄い嬉しそうにしてくれていた
俺も嬉しかったよ
けど、君に甘えてたんだ
愛情表現を沢山してくれる君を
いつの間にか少しめんどくさく思う様になって
気付いた時には酷く冷たくあしらっていた
それでも君は

蒼弥 「作ちゃーん!」

なんて来てくれてさ
雑誌でも作ちゃん作ちゃんって俺の事を
話してくれてた

いつも一緒にいて、それが当たり前になってた
いつも横を歩いていたのが
いつの間にか俺の後を急いで
時に足を絡ませ転びながら
必死について来てくれてた

どこからそんな自信湧いてたのか分からないぐらい
蒼弥は俺に惚れてるって思ってた
もう後戻りできないってわかったのは

君が壊れ始めてからだった

3ヶ月ぶりぐらいに君が俺の家に来た時
俺は気づかなかった
無意識に君を傷つけてしまっていた事を
君との思い出のもの
前は全て飾ってたけど、
いつの間にかしまっていた

寝る時も前なら一緒に抱き合って寝たり
お互いを求め、愛し合っていた

それも無かった
いや、俺が気づかないふりをしたんだ
君が少し期待を寄せた目をしてたのも
少しだけ露出の多い服を着てたのにも
気付いてた
けれど、俺は

  「じゃあ、寝よっか」

蒼弥 「...うん。おやすみ」

その後静かだったけど、多分君は泣いていた
そしてその日の夜中

ふと起きると君の姿がなくて
慌てて起きると、リビングから声がした

蒼弥 「んっ♡はぁっ、あっ♡んうぅ、グスッ
龍斗、りゅうっ、とっ!♡」ビクンッ

俺の服を顔に当てて、泣きながら、
俺の名前を狂った様に呼びながらしていた

俺は何もできなかった

蒼弥 「ふ、ぁっ、うぅっ、グスッ
りゅう、とぉ、、、グスッ」

俺の服に顔を押し付けて泣きじゃくる君を置いて
俺はベッドに戻った
そしていつの間にか寝ていた

蒼弥 「龍斗?朝だよ!りゅーうーとー!」

それなのに朝何事もない様に振る舞う君に
もう真っ直ぐ目を向けられなかった

そんな俺に気付いたんだろう

蒼弥 「俺、もう龍斗の彼女無理、、だよ
別れよう」

俺は最低だ

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ともか(プロフ) - soya._.soyaさん» いえいえ!こちらこそ (2021年1月23日 23時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - ともかさん» こちらこそリクエストありがとうございました!!これからもよろしくお願いいたします (2021年1月23日 23時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - ありがとう!ございました。とても楽しかったです。ガリさんもとても可愛いかったです! (2021年1月23日 23時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - soya._.soyaさん» いえいえ!よろしくお願いします! (2021年1月23日 8時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - ともかさん» 了解です! リクエストありがとうございます!! (2021年1月23日 8時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:soya._.soya | 作成日時:2021年1月12日 0時

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