緑で回る日常 (ページ34)

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機械ページ34

作間side

俺の大好きな蒼弥は今日も俺に沢山の愛を
投げかけてくれる

蒼弥「アイシテルヨ」

ほら、また言ってくれた
本当可愛いなぁ
俺の事大事にしてくれるし、優しくて可愛くて
完璧なの
人の心もわかるし
仕事もすんごい早い
それに、機嫌とか気分とかないし

蒼弥「リュウト、キョウハサツエイダヨ
ハヤクイカナクチャ」

作間「分かってるよ、ありがとう
いってくるね」

そう言ってひんやりとしたほほにキスをして
から家を出る

撮影が終わって家に帰る

蒼弥「ねぇねぇ、今日さくちゃんの家行きたい！」

と頼み込んでくる蒼弥は可愛いけどダメなんだよね
今日は片付けてないから

仕方なしに断るとそっか～と言って楽屋の方へと消えていった

車を走らせて、急いで家に帰る

蒼弥「オカエリナサイゴハンデキテルヨ」

作間「ありがとう」

抱きしめると、骨が当たって少し痛い
それでも、キツく抱きしめられるから抱きしめ返すと

ミシッ

と嫌な音
おそるおそる見てみると
蒼弥の首が取れた

作間「あー、あー、、最悪だ」

試しに蒼弥の肩を叩いてみるも
何も後はでず...

すると、突然動き出した

蒼弥「アイシテル、アイシテル、アイシテルヨ」

作間「壊れちゃったか...」

蒼弥「アイシテル、アイシテル、アイシテルヨ」

作間「君はもう寿命みたいだから
新しいの出さなきゃ」

そう言って蒼弥の手を引き、地下室へと向かう

ガチャッ

　「アイシテル、アイシテル、アイシテルヨ」

そこには...
壊れた蒼弥でいっぱいだった

作間「よいしょっと」

そこの中にさっきの壊れた蒼弥を投げ入れて、
鍵をかける

そして、新しい蒼弥を取り出して
電源をつける

ポチッ

ウィーン

蒼弥「起動完了」

蒼弥「...アイシテル」

んふふ、良かった
生身の人間だとストックとかないから

気持ちを抑えられないなら
機械の方がマシ

何言ってもどうしても"アイシテ"くれるから

作間「蒼弥...愛してる」

end