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作間side

今俺は楽屋で好きな人と2人っきり
ずっと目で追っちゃうけど、
君は気づいてないみたい

「ねぇ、蒼弥」

そう呼ぶと、一瞬びっくりしたようにこちらを見て、
それから、ゆっくりと笑った
華が咲き誇るように

蒼弥 「その名前、作ちゃん以外で呼ばれないから
なんか慣れないな〜」

俺だけ、と言うことに胸が高鳴る
分かってる、特に深い意味は無くて、
本当に俺しか呼ばないからなんだよね
それでも、君の特別になりたくて
...君が好きだから

「蒼弥、蒼弥、そーおーや!」

なんて意味もなく何度も呼ぶと、
ケラケラと笑う君
俺には、これくらいしか出来ないから
だからせめて、君の人生の片隅を彩らせてね
俺は、脇役でもなんでも君が幸せならそれでいい

そう思ってたのに

君が悪いんだよ?
俺の名前を、意味なく甘えて呼ぶから
服の裾をキュッとつかむから
俺の肩に頭を預けるから
その可愛い顔で笑うから

俺は我慢ができないよ
俺のだけにしたい
ねぇ、その笑顔、その仕草、他の人に見せないで

なんて
恋人でもないのに言えるわけもない
ただただ、好きが増していく
それが大好きになって、愛してるになっても、
いつまでも一方通行

苦しくて、甘くて、にがくて、潰れそうになる

だったら想いを伝えたい
ダメなのは分かってる
でも、このままじゃ自分を制御出来ないから

また2人きりになったある日の朝

俺は告白した

君の手をギュッと握って
もう片方の手で壁ドンして逃げられない様にする

蒼弥 「作、ちゃん、、?」

「蒼弥、好きだよ」

君が何か答える前にそっと口を塞ぐ様にキスをする
拒むわけでもなく、顔を真っ赤にして受け入れてくれる君
長く、長く、短い時間

そっと口を離すと、
又喋らせない様に俺は言った

「ありがとう」

ただそれだけ
ずるいよね、俺は
あえて付き合ってくださいなんて言わなかったんだ
答えを聞くのが怖いから

でも、君には全部お見通しだったのかも

蒼弥 「待って、!」

蒼弥 「俺も、その、作ちゃんの事、、、好き//」

照れながら笑う君
でもやっぱり付き合ってとはお互い言わない
分かってるよ、メンバーだもん、男同士だもん

両思いなのにね...

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ともか(プロフ) - soya._.soyaさん» いえいえ!こちらこそ (2021年1月23日 23時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - ともかさん» こちらこそリクエストありがとうございました!!これからもよろしくお願いいたします (2021年1月23日 23時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - ありがとう!ございました。とても楽しかったです。ガリさんもとても可愛いかったです! (2021年1月23日 23時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - soya._.soyaさん» いえいえ!よろしくお願いします! (2021年1月23日 8時) (レス) id: 7b96c14e4f (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - ともかさん» 了解です! リクエストありがとうございます!! (2021年1月23日 8時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:soya._.soya | 作成日時:2021年1月12日 0時

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