真夏の夜の夢 ページ6
涼 「...き、瑞稀」
真っ暗な暗闇の中で
涼の声が微かに聞こえる
涼 「え、ねぇどうしよう
瑞稀起きないんだけど」
優斗 「どうせ若が激しくしすぎたんでしょう？
その内起きますよ」
涼 「本当？ねぇ、本当？」
作間 「...若はじめてだったんですね」
涼 「はぁ！？は、初めてだよ！
瑞稀以外いらねーから！」
蒼弥 「若...」
朝からうるさい涼の声と、
優斗達の呆れた声で段々と頭が冴えてくる
瑞稀 「ん...うるさ...」
涼 「良かった！ねぇ、瑞稀起きたよ！」
優斗 「だから言ったじゃないですか...」
蒼弥 「本当に若が HiHi組を継ぐんですか？」
蒼弥がそう聞いたら、
今までのおちゃらけた表情から
キリッとした真顔に戻った
涼 「ああ、継ぐよ」
そう言ってから俺を抱き寄せる
涼 「大事な奥さんができたから
な、瑞稀」
瑞稀 「う...ん...」
恥ずかしくなって弱々しく頷くと
嬉しそうにニコッと笑った
それから俺らはあの言葉通り
結婚式を挙げて夫婦となった
かくして俺は HiHi組の"姉さん"らしい
蒼弥 「姉さん、お着物を召しますから
少しお待ちください」
作間 「姉さん！若がずっと探しておられましたよ」
優斗 「姉さ〜ん
若になんとか言ってやってくださいよ」
家族のような明るさに
最初は慣れなかった俺も段々と心を開き
今では涼の隣にどうどうと並べるようになった
涼 「じゃあいってくるからな」
今でも時々組同士の衝突はあるけど、
俺らの事をしっかりと守ってくれる
涼 「瑞稀、愛してる」
瑞稀 「もう、毎日言ってるじゃん...」
涼 「それぐらい俺にとって
大切で大好きだからだ
俺にとっては瑞稀が1番大事なんだよ
俺の妻になってくれてありがとう」
照れるわけでもなくストレートに言われるから
俺の顔が赤くなったのが分かった
優斗 「若！俺らは？」
涼 「あー、ごめん忘れてたわ」
優斗 「ひどっ！」
作間 「若！時間ないですよ！
また美少年組が...」
涼 「分かってる...じゃあな、」
今日もまた俺らの為に仕事にいく
涼の頼もしい後ろ姿を見送った
end
パセリまみれ様リクエストありがとうございました！
又リクエストしてくださいね！
裏がちょっと少なかったかもです...
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soya._.soya(プロフ) - にゃんコさん» こちらこそありがとうございました！！ (2021年4月8日 9時) (
レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんコ - ありがとうございます〜！！ytかわいいです！！泣 またリクエストさせて頂きます！ (2021年4月8日 9時) (レス) id: 3aabc19148 (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - パセリまみれさん» 全然大丈夫ですよー！リクエスト了解致しました！ (2021年4月8日 8時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
パセリまみれ(プロフ) - もうひとつリクエストいいですか？水が苦手な君にのはしそやバージョンが読みたいです。リクエスト連続投下すみません。よろしくお願いします！ (2021年4月8日 7時) (レス) id: 51c1db3cf5 (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - あいりさん» いえいえ、こちらこそ素敵なシチュエーションのリクエストをありがとうございました！リクエストいつでも待ってます！ (2021年4月8日 6時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soya._.soya | 作成日時：2021年3月29日 15時
