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1話 ページ2

貴方視点


鈴「小鳥遊さん、ちょっと今、良いかしら?」





『あ、九条さん。どうしたの?』




鈴「ちょっと屋上に行きましょ。ちょっと話があるの。」









『うん。わかった。』





〜屋上〜


鈴「早速本題何だけど、貴方、王子様達から離れてもらって良い?」






『え?真冬達から?...ごめんなさい。いくら九条さんからのおねがいでもそれは出来ないな..。』




鈴「そういうと思ってたわ。じゃあ、取引はどう?貴方が王子様達から離れないなら私は王子様達をいじめるわ。」





.......は?




真冬達を?いじめる?





鈴「でも、貴方が王子様から離れるなら王子様達はいじめないであげる。これでどう?」







これ、選択肢になっていそうでなっていない。



でも、真冬達がいじめられないなら.......




『いいよ、その条件を飲むよ。









その代わり、真冬や、彼方達をひどい目に会わせないでよ。』





鈴「ふふ、交渉成立ね?」







それから、2ヵ月。







真冬達に私と関わらないで。と言ってから。









最初はずっと悲しかったし、泣き崩れた。







今ではもう、









鈴「あ、真冬君、彼方君、渉君、優君おはよう!」







さ「すーずぅーかぁー!おっはよ!

今日も可愛い!」




そ「な、坂田、鈴花が困ってるから、離れろ。



そして鈴花は俺にくっついてろ、」






鈴「も、もう!優君!私は可愛くないよ!もう!

彼方君もくっつかないでっ!」






そ、う、さ「可愛ええ(*´∀`)」







ま「..........」









嗚呼、もうこの光景も見慣れたな、






毎朝、優、いや坂田さんが九条さんにくっついて、

一ノ瀬さんが引き離して、浦田さんがそれを見なが

らほわほわしてる。









何故か相川さんはそれを冷めた目で横目で見ながら席に着くだけ。








前の日常がどれだけ楽しかったか、今ではもう思い出でしかない。









______もう、あの日常は帰ってこない。

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ラッキー歌い手

りいぬ


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羅琉 - 更新………… (2020年6月30日 20時) (レス) id: b0d47f7052 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 九条さんのイメ画が笑笑The悪女って感じ!面白かったです!更新待ってますね! (2019年12月1日 9時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:七海 | 作成日時:2019年4月5日 15時

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