No.8−会いたかった− ページ9
砂川Side
川上「そういえば夜奈さんって子知ってます？」
夜…奈？何か聞いたことあるような…
その子が…東大王…
伊藤「砂川さん？どうしました？具合でも悪いですか？」
「いや！！具合全然悪くない！！」
後藤「ほんとですか…？」
「ほんと！！…心配かけてごめんね？」
後藤「そうですか！なら良かったです！…けどほんとに何かあったら言ってくださいね?」
「ありがとう！伊藤君も心配してくれてありがとうね？」
伊藤「いえいえ！体調悪くなったらいつでも言ってください！！」
嬉しい後輩を持ったなぁー…
って！今それじゃなくて……夜奈のことだよね。
思い出せそうなのに。
もしかして俺は本当に知ってるのか？
見なきゃ分からない。誰だろう…
−翌日−
砂川Side
いよいよ、合格した人達と会う日。
「どんな子が来るかな……」
僕はずっとそわそわしてた。夜奈に会えるかもしれない…いや会える。
『コンコンコン』
？？？「失礼します！花園夏恋です！」
紀野「はじめまして！よく来てくれましたね！」
花園「いえいえ！合格だなんて嬉しい限りです！」
この子は違う…もっと暗い感じだった。
『コンコンコン』
湧「失礼します。河原湧です。」
伊藤「いらっしゃい！湧君！」
湧「伊藤さん……！ずっと憧れてました…！」
この子も違う…そもそも男子じゃないですし…
『コンコンコン』
？？？「失礼します。」
「っ！！！やっと…会えた…！！」
夜奈「恩…人……！！」
「元気で…無事で…良かった…！」
夜奈「あの、」
「ん？……わあっ！？ごめん！！つい嬉しくて…」
僕は何をやってるんだ……！？
夜奈「そ、そうじゃなくて…！！名前……聞きたくて…！！」
「名前……そう言えば言ってなかったね。僕の名前は、砂川信哉。改めてよろしくね、夜奈。」
夜奈「はい！お願いします！」
No.8−END−
作者の話※先に物語見てからこれ見てください。→←No.7ｰ東大王への道のりｰ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：R | 作成日時：2021年10月26日 16時
