三代目の短編作ってみました。

モテ期☆岩＆健＆直 ページ25

んーなんだろー…？

なんて思いながら、山下さんにちかづく…。

「あ、あの…何ですか？」

なんて、尋ねたとたん……



ぎゅぅうっ


強く抱きしめられる身体。


健「…Aちゃん、
　そんな気安く男に近づかんほうがええで？
　すぐ襲われちゃうやろ……」

耳元で囁く山下さん………

わたしの身体はガッチガチに固まる。
さっきの岩田さんのときも大変だったのに、さらに顔が熱くなる。

健「…Aちゃんは、岩ちゃんのこと好きなん…？」

かすれた声で、そうわたしに訊く山下さん。

「…わっ、わたしは…、
　その、メンバーのみなさんはこう、そんな風には思ってないですよ…？」

顔が熱くて、恥ずかしくて、
言葉が途切れ途切れになりながらも、そう告げた。

抱きしめる強さが強くなる。


健「…おれは、
　Aちゃんのこと、そんな風に思ってるんやで？」

身体を離すと山下さんは、
わたしのことを切なげな眼差しで見つめてくる。

健「せやから、Aちゃん、
　 おれじゃ、だめか…？」

そ、そんなふうに言われても…。

………///


健「そんな思いつめた顔せんでええて！
　 その…ごめんな、おれ、変なこと言うた な…。

　 今のは、気にせんといて！その…」


耳まで赤くなりながらそう話す山下さん。
わたしまで赤くなる。

スタッフ「山下さん！撮影はいりまーす！！」

ちょうどお呼びがかかったようだ。


「…頑張ってください…！」
　
恥ずかしさをこらえながらそう一言言う。


健「…おう！頑張ってくるな
！！」


そう笑顔で言うと、山下さんは撮影に入っていった…。

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