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「ほらよ」 ページ3
「うーっ…！高くて取れないっ……」
「おっ、珍しいなAが図書室なんて」
「あっ、レイ！この本取ってくれない？取れなくて…」
「ふーん、がんば」
「え、取ってくれないの？」
「うん、Aが背伸びしても届かなくて頑張ってる姿がかわいいから」
「は！？え今なんて…」
「…！！は、なんでもねーし！」
「へーそんな目で見てたんだーエマとノーマンに言っちゃおっかなー」
「だあぁぁぁぁ！分かったよ取りゃいいんだろ！ほらよ」
「えっ…あり…がと………」
「じゃあ俺は本当読むから…」
「で、さっきの言葉の意味は？」
「…もういいだろ！」
「よくない！ねぇ、あれ本当なの？違うよね？まさかね！うん！」
「……だよ」
「へ？」
「好きだって言ってんだろ！恥ずかしい…」
「嘘…だよね？え？」
放心した直後、一瞬リップ音が鳴った
「これでも嘘って言えるかよっ…」
続く
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紅奈虹夢(プロフ) - 尊い！ (2023年4月8日 23時) (
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