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「よしくんリチャくん、ごめんね、バタバタしてて出迎えられなくて。」
「んーん、ええんよ
お、今日は肉じゃがか
何か手伝うことある？」
「大丈夫、珍しく晶哉が手伝ってくれてるから」
「珍しくって失礼な！
もう、次やることありますか？」
「ごめんごめん笑
そんなにいじけないで。
ありがとう、もうすぐ出来上がるから
あっちで寛いでていいよ」
そう言って背伸びして頭を撫でてあげる
そしたら急にそっぽ向き始めた
子供扱いみたいで嫌だったかな？
どうしたんだろ？
そう思って顔を覗き込もうとすれば
目を塞がれた
「わっ、ねぇ見えないんだけど？
どうしちゃったの？」
「Aちゃんは自覚が無さ過ぎます…
また手伝うことあったら言うてくださいね？」
「うん？わかった」
そう言うとリビングの方へ逃げてしまった
「ねぇあれってどういうこと？
自覚ないってなんの話？」
キッチンにいたよしくんとリチャくんに
「いや、あれは佐野が可哀想やわ」
「そうですね、あれは可哀想ですね」
2人してそんなこと言ってくる
「ちょ、直すから言って？
自覚ってなんの事なの？」
「あ〜、いや、Aちゃんはそのままでええよ？」
「そやな、直さんくても時期にわかることやろ」
「そんな…」
「まぁ、一つだけ言えるとしたら」
「言えるとしたら？」
「他の男には気をつけや」
と言ってリチャくんはリビングへ向かってしまった
未だに理解ができてない私はぼーっと突っ立ったまま
「他の男ってことはここにいる人達にはやってもいいの？？
ん？なんで？何が違うの？？」
残ったよしくんに聞いてみる
彼は優しいから答えてくれるだろう
「他の男の人だと勘違いするやつが出てくるかもしれへんってことやと思うで？」
「？」
結局わからない
何？勘違いって
「まぁ、Aちゃんは本当にそのままでええんやで？
さ、もう出来上がったんやろ？
運ぶの手伝うで」
「うん、ありがとう」
ちょっと腑に落ちないけど
優しく頭をポンポンされて
そのままちょっと心地よくなって目を細める
「ははっ、なんや気持ち良さそうやな」
「うん、よしくんに撫でられるの好きだから」
「っ………さぁ、運ぼか」
「うん！」
「ほんまにそういう所やで…」
「なんか言った？」
「ウチの猫ちゃんにそっくりやなって」
「私ペットなの！？笑」
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ちぃなん(プロフ) - ちーちゃんさん» 初めまして、コメントありがとうございます！お嬢さん呼び何気好きなんですよ分かっていただけて嬉しいです。ありがとうございます！ (2020年6月3日 23時) (
レス) id: fdda58a86e (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん(プロフ) - 正門って絶対お嬢さんって言いますよね分かります脳内再生余裕でしたありがとうございます。 (2020年5月27日 20時) (レス) id: d8fec38979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃなん | 作成日時：2020年5月24日 18時
