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照史side



今日の4時間目。北斗が具合を悪くした。



北斗 「あきと、ごめんね。おれは、大じょーぶ。授業行きな?」



照史 「ん、お大事な?」



優吾 「あ、照史おかえり、北斗どうだって?」





照史 「とりあえず、この時間は休むらしいです。」




優吾 「そっか。報告ありがとう。んじゃ、続きすんぞ〜。」





いつもは優吾の授業は面白いしわかりやすいから頭に沢山入ってくるはず。なんに、今日は北斗のことが心配すぎて手につかなかった。











「はい、5年3組です。…はい、はい、分かりました。すぐ持っていきますね。」





4時間目があと少しで終わる、というところで教室に備え付けてある電話が鳴った。保健室からで、何やら北斗が早退することになったみたいで。





優吾 「ごめん照史、悪いんだけど北斗の荷物まとめて保健室に頼んでいい?何度も行かせてごめんね。」




照史 「いーえ、気にせんで大丈夫です。ほな、行ってきます。」





俺はまた荷物を持って保健室に。




そこには保健室の先生と顔が真っ赤な北斗、あとお迎えに来てたとーちゃんがおった。






大毅 「あ、照史やん。北斗の荷物ありがとな。」




北斗 「ごめん、」




照史 「やっぱし、ジェシパパたち忙しくてあかんかった?」




大毅 「そうやねん。小瀧が早上がりさせてくれて、今に至るんよ。ほな、また家で。今日北斗うちで預かるからな。」





照史 「ん、分かった。」






保先 「重岡くん何度もありがとうね。荷物預かります。それじゃ、お父さんもよろしくお願いします。」




照史 「はい。ほな、失礼しました。」




大毅 「はい、北斗くんのお父様方には私から伝えておきます。」





今日はよ帰ろ、うん。

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作者名:雪羽 | 作成日時:2022年2月18日 1時

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