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流星side
智洋 「ほぉ〜、照史たちがわんちゃんをねぇ……。」
流星 「せやねん、命の大切さもとか成長とか、自分を重ねて色々知れるやろうしさ。｣
七海 「そうですね。あぁー濱田先輩のところの息子さん達に会ってみたい〜！！」
昔なじみで犬と猫を飼っている神ちゃんと彼の入社当時から変わらない『濱田先輩』呼びを続けこちらも犬を飼っている七海にそんな話をする。
智洋 「でも意外やな。確かにしげも流星もでかい出費には慎重になるイメージはあるけど、ペットショップが好きやないってさ。日にちはかけるだろうけどそのまま照史たちが見惚れた子をお迎えするんかと思った。」
流星 「あはは、ちょっとな。親父に変な感じで教えこまれたせいかな、あんま得意とちゃうねん、笑」
七海 「でも偉いっすよね、照史くんと淳太くん。約束、ちゃんと今も守ってるんでしょう？」
そう、七海も言うた通り、俺と大毅の感じの元ではあるけどちゃんと友達関係も良好勉強も宿題も何ならそれに加えて家の手伝いもこなしてくれている。
きっと、そんだけ早くお迎えしたいってことなんやろうね。
智洋 「確か、トイプーとフレンチブルやっけ？ブリーダーさん探してんねやろ？」
流星 「せやねん。とりあえずいいなって思ったとこは大毅と見まくるつもり。」
七海 「あ、なら僕の知り合いがフレンチブルのやってますよ〜。僕飼ってるのボーダーコリーっすけど。」
智 流 「「お？」」
七海 「な、なんすかぁ？そんな僕の弟的存在がボーダーコリーっての意外ですかぁ？」
智洋 「いやその一個前「ボーダーコリーすげえな。」、ちゃうんかい！」
ほんっまお前は……と神ちゃんに俺の座る運転席の椅子の頭のとこを小突かれる。
だってしゃあないやん。ここの地域、ボーダーコリー見ないんやもん。
七海 「はははっ！笑、あーおもろ。…って濱田先輩！現場通り過ぎてる！！！」
流星 「ぁぁぁあっ？！」
智洋 「っちょ、お前なぁ……流星はよハンドル切って右行かんかい！」
……ちょっとしたハプニングもありまして。
ちゃあんと取材も終わらせました。
因みに、取材後も神ちゃんに、家に帰ったら大毅に怒られ息子達には飽きられました、笑
わんちゃん2匹をお迎えする前に俺がしっかりせなな。
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作者名：雪羽 | 作成日時：2022年2月18日 1時
