�� ページ4
．
今日は、アルバムの発売を記念した握手会
ランダム抽選だそうで、私のペンじゃない人でも私で当選してしまえば、
私と握手しなければならない
こうやってＡＲＭＹ達と直接会えることで、
ほかのメンバーはすごく楽しそうにしているけど、私は気が重い
直接会えるってことは、良くも悪くも、何でも言える空間になるわけで
私には、愛や感謝の言葉なんかじゃなく、非難の言葉しか届かない
握手会の会場に入ると、
ＡＲＭＹ達の悲鳴に近い歓声が会場に響いた
それとともにスタッフのアナウンスが入り
握手会が始まった
私の右側にはホビオッパ、
左側にはグク、ナムジュ二オッパ、ジンオッパ、ジミン、テヒョン、ユンギオッパ
の順番で並んでいる
ＨＳ「来てくれてありがとう！サランへー！」
ＪＫ「ありがとう、サランヘヨ」
両側から聞こえるＡＲＭＹの歓声やメンバーの愛の言葉
でも私のところに来た女の子は
私を見るなりとても嫌そうな顔をしていた
きっと彼女はグクペンだと思う
隣にいるグクの顔に見惚れている
グクと握手できれば、彼女も笑顔になったんだろうな
私は彼女の手を取って
「来てくれてありがとうございます、私でごめんなさい」
頭を下げた
その子は、何も言わず私の手を振り払って帰っていった
そのあとも、嫌そうな顔をする人には感謝と謝罪を伝えた
中には、握手を拒む人もいた、でもごくわずかに、私との握手を喜んでくれる人もいて
それが私にとって心の休息ができる時間だった
そしてあっという間に時間がたち
次が最後の子になった
「来てくれてありがとうございます」
髪の長いかわいい女の子が来てくれた
すごく笑顔で、私の手を握ってくれて
もしかしてこの子は私のペンなのかな？
だったらうれしいけど…
(なんでＢＴＳにいるんですか？女のあなたがＢＴＳに必要ありますか？)
笑顔で、私の手にすごい力で爪を食い込ませる彼女は、
はたから見れば、私のペンに見えると思う
でも私のペンって期待した私のほうが馬鹿だった
「ごめんなさい、私で本当にごめんなさい」
スタッフにはがされるまで、彼女は私の手に力いっぱい爪を立てた
彼女がいなくなった後の、私の手からは、血が出ていた
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 434人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すーず(プロフ) - いえいえです！！更新頑張ってください！！ジンペンなのでジンくんエンドだとうれしいです！！楽しみにしてます！！ (2021年2月24日 20時) (
レス) id: 279b277c78 (このIDを非表示/違反報告)
パジーMan(プロフ) - すーずさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！初めて書くものですから、拙いところがありましてすみません！オッパでしたか！そうします！ありがとうございます！ (2021年2月24日 11時) (レス) id: d28eed1f40 (このIDを非表示/違反報告)
パジーMan(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます！完成する前に保存してしまって気づきませんでした！わざわざありがとうございます！ (2021年2月24日 11時) (レス) id: d28eed1f40 (このIDを非表示/違反報告)
すーず(プロフ) - 2話まで見ましたがこれから面白くなりそうなのでお気に入り登録しました！！１つ気になったのが女の子が年上の男の人を呼ぶときはオッパなのでヒョンじゃなくてオッパにして欲しいです！ (2021年2月24日 1時) (レス) id: 279b277c78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パジーMan | 作成日時：2021年2月23日 20時
