プラネタリウム 2

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お風呂に一緒に入るのも恥ずかしいけど

服を脱ぐところを見られるのも恥ずかしい…！

と、いうことで先に入ってるから

後から入ってきてもらうことにした。



「5分しか待たないよ？」

首を少し傾げてにこっと例の悩殺スマイルを

向けられると嫌だといえなくなる。


『入ってくる前に声かけてよ？』



そういって篤人をバスルームから追い出し、

確か、日本からのお土産で持ってきた

入浴剤の中に乳白色になるのがあったはず！

急いで探し出す。



お湯を溜めながらシャワーブースへ。

髪の毛を洗ってるとその間に

篤人が入ってきちゃう・・・！



髪の毛を上の方で乱雑におだんごを作って

シャワーを浴びた。



バスタブに移動して入浴剤を入れると当時に

「5分！ 入るよ！」


返事をする間もなくドアの開く音がした。






私は早くお湯が溜まってほしくて

少しぬるめのお湯を思いっきりだしたおかげか

篤人がバスタブに来る前になんとか胸元までお湯が溜まった。









シャワーの音が止まった。

それと同時に私の心臓がバクバク…




男の人と一緒に入るのは初めてじゃないけど

こんなにドキドキするのは初めてで。



背後に気配を感じ、バスタブに篤人が入ってきた。




「こっちおいで」



篤人の足の間に座り、篤人にもたれた


漫画やドラマでよくあるあの入浴シーンだ 笑




しばらくの間、お互い無言だったけど

篤人がゆっくりもたれていた背中を起こす

私の上半身もそれに伴い少し起き上がる。



篤人の手が私の腰を撫でる



「Aってさ…

　着やせするタイプだよね」


『はっ？ なにそれ！失礼なんだけど？ 笑』


「いや、着やせじゃないか。着ぶとり？ 笑

　思ったより細いよね」


『それは褒めてるの？ けなしてるの？ 笑』


「褒めてる！ 女の子ってさ

　やせて見える服とか胸が大きく見えるようにとか

　そういうのを着てるじゃん？」


『んー そうねぇ。。。 私は

　自分の身体にコンプレックスがあるから

　身体のラインがあまりでない服を

　選ぶことが多いからかな

　ブラとかも盛るタイプのは苦手 笑』



「コンプレックス？ どこが！」


『太りやすいんだよね〜

　気を抜くとすぐに太っちゃう 笑

　

　だから日常的に運動を取り入れたりして

　結構努力してるんだよ

　でも…


　
　昔、連続で痴漢やぷちストーカー被害にあったことがあって…』

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