5つの蕾が花開く頃に…… (ページ12)

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照史side

照史「とりあえず、ともはじゅんと、流星はシゲと行きたいんやろ？望と崇裕は俺と3人でもええ？」

なんて俺が言えば

大毅「流星、俺連れてくん？」

なんて声を出してる大の大人が。自分、乙女か。

流星「当たり前やー！ほら、行くで！！！」

大毅「ちょっ！流星！」

智洋「じゅんちゃん、とも達も行こう。綿菓子食べたいねん！あとりんご飴に～、」

じゅん「はいはい、甘いもんは後でな～？とりあえず、ご飯もの食べようや。」

元気に集合場所から離れた流星とそれを追いかけるシゲ。

打って変わって、恥ずかしながらもじゅんの手を引くともとその手を微笑みながら見つめて屋台へと向かうじゅん。

崇裕「なーなー照史、のんすけ。」

照史「はいよ～？」

望「ん？」

崇裕「兄ちゃんもとももおらへんしさ、」

ほんのちょっとわがまま言うてええ？

なんて言う崇裕。

言うまでもなく、俺らは頷き、よっしゃー！最初は射的対決な！なんて言いながら人混みへ入って行く崇裕を望と顔を合わせた後2人で追いかけた。