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聡side
聡 ｢智洋くん？お粥勝利が作ってくれたけど……、食べれそう？｣
そう俺が言うと小さく頷いた智洋くん。
だけど、3口目程度で
智洋 ｢ごめんなさい、ちょっと無理そうです……。｣
と手を止めた。
聡 ｢大丈夫だよ。片付けてくるから、薬飲んで寝てなね？｣
一応、薬を飲んだのを確認して、リビングへ。
勝利 ｢ん、聡か。智洋くんどうだった？｣
聡 ｢お粥3口目でギブ。薬飲んで寝たよ。崇裕くんは？｣
勝利 ｢あの子は喋る元気もあったかな。ご飯食べて薬飲ませた後に少し相談乗った。｣
リビングで勝利と双子の情報交換。
聡 ｢勝利も、辛いの溜め込まないでね。｣
勝利 ｢分かってるってば。聡もだよ？｣
わかってるって。
その言葉を飲み込んで、｢お互い、ね。｣とだけ言った。
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作者名：来夢 | 作成日時：2021年1月14日 0時
