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第32話 ページ33

杏side

千秋ってどんなの書いてるんだろ。


と思い、千秋のデスクの小説原稿を勝手に読む。




杏 「これ……、」



書かれていたのは僕が体験したことばっかり。

ペンギンウォーク見たり、図書館で勉強会開いたり、部屋で僕の手作りケーキを一緒に食べたり。



勿論、告白された時のことも。



杏 「千秋……。」



何だか胸いっぱいになり、眠っているであろう千秋の元にそっと向かう。




少し息も荒く、熱が上がってきたんだろうか、汗もかいてる。




杏 「少しならいいよね…?」



そう一言つぶやき、いつもの軽めのキスをピンクの千秋の唇にした。

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作者名:月羽and月翼 | 作成日時:2020年12月30日 0時

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