4つの蕾が開く頃に…… (ページ20)

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大毅side

ﾋﾟｺﾝｯ

ふと携帯を見ると、ともからのLINEが。

今は照史達に誘われ、桐山家に。

『大兄、大丈夫？』

とのメッセージが。

照史「ん？どした、シゲ。」

大毅「あー、ともからやで。なんか、心配されてもうた、w」

流星「んー、気づいてるんやろ、なんかちゃうこと。」

大毅「ふーん。そっか、大丈夫やで、っと。」

ともの存在意義である女装、ネイル、髪を染めることを否定してきた俺。

ともは許してくれるんかな……？

LGBTQ当事者として受け入れてくれるんかな……。

そう思うと涙が止まらなかった。

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流星「大丈夫や……。とももたかも分かってくれる。俺らも、淳太達も。」

大毅「ありがとうな、……、よし昼食わへん？」

照史「そう言うと思ってたから作ったで！チャーハンやけどw」

流星「またかいな！w」

ちょっと笑かしてくれる桐山兄弟。

　ちょっとだけ甘やかしてくれたりもする。

ありがとう。