今日:7 hit、昨日:12 hit、合計:29,029 hit
小｜中｜大
1 ページ5
side淳太
いつもと変わらない日曜日の朝。
今日はパン屋も休みで照史も部活がない。
久々にゆっくりしようと思った時にまたや。
またこの音で俺の、俺達の生活は一変した。
ピーンポーン
照「淳太くーん？誰かきたでー？」
淳「俺今手離せへんから照史出てくれへーん？」
洗濯物を干していた途中で来客が来たようだったが手が離せず照史に頼む。
少ししてからまた照史が
照「淳太くんに用事があるんやって。なんか綺麗なおばさんやったで」
淳「綺麗なおばさん？」
照「うん。なんか派手な化粧してな、めっちゃ高そうな香水の匂いしててん。あ、あとな、横に俺くらいの子がおったで」
この時点でなんか嫌な予感はしててん。
けど俺に用があるなら出るしかない。
洗濯物をあきとに任せ急いで玄関に行く。
淳「待たせてしまってすみませ.....」
止まった。俺の全てが。
だって、おかんやってん。俺を捨てたやつ。
『淳太、こんなとこにおったんやな。探したで』
昔と変わらない甘ったるい匂いをさせながらおかんは言った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
orange72019(プロフ) - このお話むっちゃ好きです!!!!!これからも更新頑張ってください!!!!!!!!!! (2020年5月23日 1時) (
レス) id: cdf058685f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよこ | 作成日時：2019年9月22日 23時
