34日目 ページ35
「…はぁ」
焦凍と別れてから、私は夕食を食べた
あんなに取り乱したのは久しぶり
「…あれ、兄様は帰ってきてないの？」
爺「はい。今は保須市で会議を行ってるそうです
恐らく深夜に帰宅なさるかと」
「そっか…ちょっと出かけてくるね」
爺「え？」
「兄様からメールが来たの。コンビニで飲み物買ってこいって」
爺「それでしたら私が行きます」
「大丈夫だよ、近いし」
財布をもち、コンビニに向かった
「…あった。トロピカルジュース」
あのヤンキーだった兄様が甘党って…
想像できないし
「あ」
荼毘「お」
「こ、こんばんわ」
荼毘「お前…こんな夜遅くに何家から出てんだ」
「頼まれ物を買いに」
荼毘「はぁ…また変な奴に捕まるぞ」
「その時は気をつけますよ」
そういえば最近、社長がまったく姿を見せない
正直いなくていいんだけどね
荼毘「早くそれ買え、送るからよ」
「え？！だ、大丈夫ですよ！」
荼毘「いいから」
荼毘さんはさっさとレジを終え、でていった
「ちょ！」
私もすぐにレジをし、彼の後を追った
「もう…大丈夫ですから」
荼毘「うるせ、最近物騒だからよ」
「っていうかコンビニ行くんですね…」
荼毘「おい、どういう事だ」
「いや、てっきりスーパーに行ってそうなイメージが」
荼毘「俺だってコンビニくらい行くわ」
「ですよね」
すると門から爺が出てきた
荼毘「？知り合いか？」
「まぁ」
爺「！A様！！」
「ど、どうしたの？」
爺「大変です！_______！！」
「……え？」
爺《礼央様が帰宅途中に、襲われました！！》
「おそ…われ？」
爺「保須市の病院で治療中です！車を手配しますので、急いで乗ってください！」
「…」
兄様が？誰かにやられた？
けど兄様は他の人よりは強い
いったいだれか兄様を倒したの？なんのために？
荼毘「おいっ！！」
「！」
荼毘「早く行け！！心配なんだろう？！」
「け…ど」
爺「A様！！」
荼毘「俺も一緒に行ってやるから、行くぞ！」
「…うん！」
私たちは車に乗り、保須市の病院に向かった
彼はずっと私の手を握っていてくれた
神さま…お願いです。
もうこれ以上私から大切な人を奪わないでください…
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ネコ＊ - こなみさん» ありがとうございます！これからも無理しない程度に頑張ります！ (2019年1月15日 20時) (
レス) id: 23524489e3 (このIDを非表示/違反報告)
こなみ(プロフ) - 面白いです！更新とても楽しみにしてます！無理せず頑張ってください！(*^^*) (2019年1月12日 0時) (レス) id: 5b2c72d17c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコ＊ | 作成日時：2018年12月9日 20時
