『主人公は私なのに周りのキャラが濃すぎます！』byセーシェル【番外編学ヘタ】

46笑、素直に… ページ48

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目の前には、今謝ろうと決意をしたイギリス……


「…………………っ」


散々今まで謝ろうって決めてたのに、いざこうして目の前に来るとテンパって頭が真っ白になる


あれ？私何に対して謝ろうとしてたんだっけ？

彼は何しに私のところに来たの？


ｲｷﾞ「A…あの、さぁ……っ」

「ごめんなさいっ！！」


名前を呼ばれ、とっさに口から出てきた言葉

どうしたらいいか分からないこの気持ち、どこにぶつけたらいいの


その時、頭に浮かんできたのは こないだイギリスに胸ぐらを掴まれた、あの光景…


すっごい怒った目をしていた


(あ………)


その時ふと思ってしまった

もう手遅れなんじゃないかって…



「イギリス…」

ｲｷﾞ「な、なんだ」





「いつもいつも迷惑ばっかりかけてごめんね、

イギリスの気持ち全然わかんなくて…

同じ国なのに、なんにもわかってなくてごめん。


……イギリスは優しいし、私が一応ロンドンだから話しかけてくれるだけだよね…気づけなくて、から回って、私馬鹿みたいだよね」



グルグルと頭の中か回る、自分でも何言ってんのかわかんない


考えれば考えるほど頭が空白になっていく


イギリスが私の名前を呼んでいる気がした




多分気がしただけ






「もう…終わりにしよ」



私はそれだけ言うと、また走り出していた……

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