5☆噂って凄い ページ6
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最悪なことに、やはり噂はすぐに広まってしまう
放課後…すでに私とアルの事がクラス中にばれてしまい、まぁそれなりに大事になった
「マジでA、どっちからこくったの？！」
だとか…
「もうキスしたのかよ！」
だとか…
もうとにかく疲れた
やっぱり断っとけば良かった…
と今更嘆いても遅い
しかも挙げ句の果てに、憧れだった王耀さんにまで知られて…
まぁ後悔してるのは私だけじゃなかったみたいだけれど…
「……はぁ…、やっぱり大事にするんじゃなかった…」
そう頭を抱えるのは、広めた張本人(アル)
「はぁ…考えてなかったよ…ハナにまで知られちゃった…」
「後先考えず行動したからよ、バカね」
私がそう言うとアルはキッと顔を上げる
「なんだい君だって王耀に知られてため息ついてたじゃないか！」
「私は片想いなんじゃなくて憧れなのよ！だからいーの！」
「別にどっちも同じじゃないか」とブーブー文句を言い出すアル
「ま、今更後戻りはできないわね。せいぜいハナちゃんに振り向いてもらえるよう頑張ることね」
そういって腕を組んだ
「なぁA……やっぱりやめないかい？恋人」
「…は？」
アルの口からでたその言葉にこっちが言葉を失う……
なんなのよコイツ……散々人のこと使って置いて
自分が不利になったらもう止めるだなんて…
何故か無償に腹がたった
「……アンタねぇ…ふざけないで、散々人のこと使って置いていきなりそんなこと言われてもこっちが嫌よ！」
「えー？！君だって乗り気じゃなかったじゃないか！！」
「だとしても！！思い出してみなさい、今日すでに噂は広まったわ、こっから明日「別れた」なんて言ったらアナタ、もう絶対ハナとは付き合えないわよ」
「えっ？！………なんでだい…？」
あからさまにびっくりした顔で訊ねてくる
「そんなこともわからないの？ だって、付き合って一日ですぐわかれるような彼氏、私だったら絶対好きになれないわ、軽い男って思われるわよ」
「……そ、それは絶対嫌なんだぞ…」
「なら、当分は恋人役を続けないといけないわよ、それしか方法がないわ」
「……恋人役…？って、どういう事だ」
ふいに聞こえたその声に二人して固まる
振り返ると、うでくみをしたアーサーが立っていた
「…ったく、何かおかしいと思ったら…
お前ら、やっぱり何か隠してるだろ…」
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カルタ(プロフ) - エリア51さん» ありがとうございます！感激です(^^)頑張ります！ (2016年9月13日 22時) (
レス) id: a9fc407250 (このIDを非表示/違反報告)
エリア51(プロフ) - 夢主さんの感情をイメージするのが楽しくて、毎日読み返しています！更新頑張ってください〜! (2016年9月11日 23時) (携帯から) (レス) id: ad264a6ef2 (このIDを非表示/違反報告)
カルタ(プロフ) - 雅さん» ありがとうございます！頑張りますのでこれからもどうぞ宜しくお願いします(^^) (2016年9月6日 17時) (レス) id: a9fc407250 (このIDを非表示/違反報告)
カルタ(プロフ) - Amberさん» そう言って頂けて嬉しいです！いつも励みになっています(^^)ありがとうございます！ (2016年9月6日 17時) (レス) id: a9fc407250 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 初コメです(^_^)とても面白いです♪良い雰囲気も、今後も凄く気になります(*^▽^*) (2016年9月5日 5時) (レス) id: b4ae5a531d (このIDを非表示/違反報告)
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