恋人役、頼まれました【APH 】アメリカ

32☆，プレゼント ページ34

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「Aー！見てくれよこれ！！とってもアメイジングだと思わないかい？」

アルがそう言って持ってきたのは小さな箱
一見ただの小さな箱だけれど

「見ててくれよ？」

アルはそう言うと蓋を開けた

「……うん、箱ね」

開けた先には箱、そしてもうひとつ開けても箱
箱箱箱箱……いつまで続くのかしら


「なっ？面白いだろ？日本製さ！過重包装だよ！！」

そう言って一人ではしゃぐ
店の中で大きな声を出されては困るので、人差し指を立て、「しーっ」とやると、アルは少しびっくりした顔をしたあと、「ごめんごめん」と頭をかいた

「すごく面白いけれど、これじゃ余程小さなプレゼントじゃなきゃ入らないわよ？」

「ワーオ！それもそうだね！！」

「まずはプレゼントから探しましょ、ハナの好きなものとか知らないの？」

「うーん…」

アルはうでくみをして考える

「…考えたらお腹が空いてきたんだぞ」

わずか数秒で諦める、お腹を押さえ変な顔をする彼に、思わず笑ってしまった

「まぁいいわ…なんだって気持ちが込もっていればいいのよ」

アルはまた一瞬固まったが、すぐに「そうだよなっ！」と言った


「さぁ、良いものを見つけましょ、ご飯はそのあとね」

「よぉし！良いもの探すんだぞ！」

そうして、またプレゼント探しを再開させた

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