恋人役、頼まれました【APH 】アメリカ

22☆泳げるけどさ ページ24

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「ヴぇー！A似合ってるよ〜！」


「めちゃくちゃ可愛いよA！お兄さんの彼女にしたいくらい！」


「ど、どうも……」


私の周りを囲むバカ二人をひきぎみに眺めた後
パラソルの下に行く

ひなたは苦手だ、すぐ目眩がするし熱いし、肌は焼けるし


「A、クリーム使うか？」

アーサーはパラソルの下に体育座りをしたまんま、私にクリームを渡してくれた

「ありがとう」

「お前日に浴びすぎると体弱ぇのに大丈夫か？」

アーサーは少し心配そうに尋ねてくる
なんて紳士的な対応なのかしらこの人は

「せっかくきたんだし楽しまないとだし、大丈夫よきっと」

「そうか、無理はするなよ」

心配してくれて少し嬉しいのと申し訳ないなって気持ちが出てきた


「ありがとね、心配してくれて」

そういって微笑むと、アーサーは少し驚いた表情をしたあと

「べっべつに、お前のためなんかじゃないんだからな」

と顔を赤くした
あ、いつものアーサーに戻った


「ほら二人とも！座ってないで早く行くんだぞ！Let 's go!!」


アルが待ちきれないという様子で手招きをした


「あ、私クリーム塗ってから行くから先行ってていいわよ」

「そうかい？じゃ、先に行ってるから早くきてくれよな！」

「はいはいわかったわよ」

そのあと、アルは「あっ」と何か思い出したような顔をした


「そういえば、君って泳げるのかい？浮き輪貸すけど」


「私だって泳ぐくらいできるわよ、………一応浮き輪は借りておくけど」





「A〜！お兄さんがクリーム塗ってあげようか〜？？」


「結構よ、さっさとどっかいけ」


「うわっ辛辣っ」

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