21☆メンツがカオス ページ23
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「きたぞー!!プールー!!!」
照りつける太陽に負けないくらいに隣が暑苦しい
来てしまった、プール…
何年ぶりかしら、日射しがダメだから全然来たことなかったわ
「うわぁぁ!!ベッラがいっぱい!!」
「こら騒ぐな!他の客に迷惑だ」
「まぁまぁ、せっかくのプールなんですから」
周りの人達も結構ノリノリだ
ちなみに今日ここにいるのはアルと私、それに菊、フェリ、ルート、ギルベルト、アーサー、フランシスというメンツ
まぁなんてカオス
どうして女子私一人なのか、なぜ私を誘ってきたかは不明、せめて一人くらい女の子欲しかった
「じゃ、俺たちは荷物ここに置いとくからAは着替えてこいよ」
アーサーは木の下の木陰に荷物を起き、ルートとパラソルをたてはじめる
「まぁ、まだまとまな人がいるだけマシね」
うでくみをしながらそう呟くと、アルは「なんだい」と口を尖らしてきた
「俺たちはまともじゃないって言いたいのかい?」
「えぇ〜?お兄さんまともじゃないほうにはいってんの?」
「すくなくともあそこにいるやつはまともじゃねぇだろうな」
そういってアーサーは指を差す
そこにはすでにそこ行く美女に話しかけるフェリシアーノの姿が…
「フェ〜リ〜シ〜ア〜〜ノ〜〜!!」
ルートが回収してきてくれたから良かったけど
「このプールは広いので、皆さん迷子にならないようにしてくださいね」
「ヴぇ〜…ご、ごめんなさい…」
「俺様は天才だから迷子になんかならねぇぜ!
心配すんなってルート!」
「正直フェリシアーノと同じ位心配だ…」
来てそうそう頭を抱えるルート
大変そうね
「じゃあとにかく君は早く着替えておいでよ!」
アルはそう言って親指をグッと立てた
「まさか道がわからないとかいわないでくれよ?」
「そんな訳ないじゃない」
馬鹿にしすぎよ、そう吐き捨て
とりあえずロッカールームへ向かった
後ろから「迷子になるなよ〜」とか、「俺Aの水着楽しみだぁ」とか、「あっしまった!ギルがどっか行っちまった!!」 とか
ごちゃごちゃ聞こえたけど
気にしない気にしない
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