恋人役、頼まれました【APH 】アメリカ

15☆成り行きで ページ17

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あれから寮までの帰り道、アルがハナと話すのを私とアーサーで見物しながら入り口まできた



「じゃ、私はこっち側の寮だから」


「私は東のほう、ハナは西側だったのね」


寮はその建物事に少しずつ場所が離れているから、ハナと私は実は遠い


「ん、じゃあな」

アーサーも歩いて行こうとした時、


「あ、そうだ！せっかくだから皆でメアド交換しとこーよ！」


ハナが思い付いたようにいってきた


「いいわね、私はハナの知らないわ」

「アーサーくんとアルフレッドくんもどう？」

ハナの問いかけに、アーサーは「まぁいいんじゃないか？どうしてもっていうんなら教えてやってもいいぞっ」といつもの調子で答える


「アルはどうするの？」

いやまずアルが断る理由が見つからない

ハナのメアドしれるのにわざわざそれを逃すなんてしないはず


アルは嬉しそうに「これでいつでもヒーローを呼び出せるぞ！」と言った


ハナはそんなアルを見て微笑みながら、

「じゃあ、交換しよっか！！」

と言った



意外と脈ありじゃないかしら…


その様子を見ながらふとそんな事を思った

ハナももしかしてアルのこと好きだとしたら
両思いじゃない


そう考えたら、ハナって積極的なのかも…

と感じた



まぁ気のせいだと思うけど



あのあとアルはめちゃくちゃ嬉しそうな顔をしながら帰っていった


その時ハナがどこを見ていたかは

まだ知らなかった

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