恋人役、頼まれました【APH 】アメリカ

11☆ローデリヒ ページ13

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ちらほらと走り終わった人が水道にかけていく頃、私も同様に水道にいた


日陰と言えども暑いものは暑い

でも代謝が悪いから汗が出ない


仕方なく水で冷やそうと、水道でタオルを水で濡らして絞っていたその時

私の隣で同じようにタオルを水で濡らす人の姿が……


この人たしか…どっかで見たことが

ボーッと見ていると、こちらの視線に気づいたのか顔を上げた


「………何か？」


「あ…いえ何も……」


相手は私のタオルを見て


「おや、貴方も私と同じようなことをしているのですね、見学ですか？」

と言ってきた

「え、あぁはい…貴方も見学なの？」


「はい、私はあまり汗をかきたくありませんので」


清々しいなコイツ

そんなことを思ってると、後ろからずしっと重たいものが肩に乗ってきた


「この坊っちゃんはいっつもさぼってるんだぜぇ？！」


「ギルベルト…！貴方はまったくいつもいつも…」


どうやら私の肩に腕を置いているのはギルベルトのようだ


「重たいし汗臭いわよギル、あと邪魔」




「おうおう相変わらずクールだなAは」





そう言われた時に思い出した






「あぁ、風紀委員のローデリヒね」



「…ずっと思い出していなかったんですか…？」


「そうよ」


「清々しいぜコイツ」

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