4,ツルマルクニナガ ページ6
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今日の近侍を探そうと庭を歩いていたら、彼は案の定稽古場にいた
鶴丸国永…、彼はそこで刀を取るわけでもなくただ仰向けになって寝っ転がっていた
彼は気配に気づいたのか起き上がり、私を見ると途端に曇顔へと変化した
鶴丸「……何の用だ」
彼が来たのは、本当につい最近
こうして2人で対面するのは初めてだ、おそらく私の事を避けていたのだろう、でなければこんなに綺麗に出くわさないことなどこの本丸にいる限り有り得ない
彼は極度の人嫌い、そして信じることが出来ない
その故前の審神者とも上手くいかず、ここへ来たというわけだ
きっとその顔で前の審神者にも対応していたのだろう、確かにそれがずっとだったら心が折れるのもわかるような気がする
「今週は貴方が私の近侍です」
なんて冷たい視線、戦闘中に相手をひるませるような冷たい瞳をしている
鶴丸「…嫌だと言ったら」
「残念ですが、拒否権はありません。鶴丸国永、貴方には今日から１週間、私の近侍をしてもらいます」
すると鶴丸はすっと立ち上がり、こちらへ向かってきた
気がつくと目の前で見下ろされ、鋭い目で睨まれる
鶴丸「……審神者とやら、言っておくが俺は他の奴らとは違うんだ。殺.そうと思えばいつでもお前のことを斬れることを忘れるなよ…」
私の目線まで少し下がってメンチを切られる
まるで一昔前のヤンキーのようだ
しかしそれよりも冷たい目をしていた
私は微動だにせず、まっすぐ彼の目を見つめる
「存じております」
そう言うと、彼と同じような目をしてクスッと笑った
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琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました！！！更新楽しみに待ってます！！！！！！！！ (2019年5月27日 19時) (
レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
千歳 - すごくおもしろいです！続編が読めないんですが私だけですか…?… (2019年5月25日 14時) (レス) id: 0f5e08b4d3 (このIDを非表示/違反報告)
滅月(プロフ) - とっっても面白いです！もっと評価されるべき…!! (2019年5月16日 21時) (レス) id: cd11303192 (このIDを非表示/違反報告)
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